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『はぁ…日もくれてきた』



携帯の電池が無くなって何時間たっただろう。30分?一時間?
爆弾と一緒に御陀仏とは…考えられない




『よし!瓦礫を崩せば階段にたどり着けるかも』




―ガラン




『人なんて…埋まってるわけないよね』




―ガランガラン




『んー、コンクリートってやっぱり重た…いたっ』




右手の人差し指に激痛が走る。ガラスがグサリと刺さっており、そこからたらたらと血液が流れていた。




『ちっ…何か布類は……あっテーブルクロス!』




それをいいサイズに切ろうと思ったが長々切れない。そうしてる間にも血は止まることを知らずただただ布に染まっていく。



『やっぶれろぅぅ!』




―びり




『おぉ!人間やればできる』




さて止血して瓦礫掃除を始めようとしますか。




(あっ!服が破れた)




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