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《お前なんでそんなところにいるんだよ!》




『買い物に行ったら巻き込まれた』




《…ちなみに何階にいる!》




『多分九階』




《……落ち着いて聞いてくれ》




『はっはい』




《その階にも爆弾が仕掛けられている》




『へ』




わんもわぷりーず?




《…爆弾だ》




『……ワオ、それは凄い』



《感心してる場合じゃねぇ!!自分の命に関わることなんだよ!》




『………所でさっきから電話越しに風の音が聞こえるんですけど』




《そっちに向かってんだよ…待ってろ俺が助けてみせる》




『助けてくれるってどうやPーPーPーP』




…で、電池切れだと!?
ばか野郎笑えねぇぞ!!




『あっ、予備の電池パックが鞄に!』




―ごそごそ




『わらぇねー』




(確か財布にいつも入れておいたんだけど!!あっ昨日充電して家に置いてきちゃったかも…)
(待ってろ!ひかり)
(ひかりがまだ中にいるのよ!助けなきゃ!!大切な親友だもの)
(なんだ…この嫌な胸騒ぎは。悪い予感しかしねーぜ)



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