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『あ、コナン君やっときた』
「たくっ…着信が10件も合ったから何事かと思ったら…遊びにいっていいかって」
『だって日曜日ぐらい遊びたいじゃん』
「おめーは遊びすぎなんだよ。勉強しろ勉強、てかわざわざ連絡しなくてもいつもは勝手に来るじゃねーか」
『あーいやあのねちょっとね』
「約束の時間まであと五分でしたね。コナン君」
「オメェーは白馬!」
「久しぶりだね」
やっぱりこの二人はもう顔見知りだったか
今となってはこの時間帯が名探偵コナンという漫画のどの辺かもわかったもんじゃない
「では、レストランでも行きましょうか」
『いや、そんなとこじゃなくて普通の食事で良いと思うんですが』
「そうですか?」
そういってキョロキョロと辺りを見渡して、「あそこが良いでしょう」と誘導してくれた
「おい、俺を呼んだ理由って」
『てへぺろ』
「きもい」
『ちょっとショック』
そうです。白馬先輩と二人で食事なんて気まずいです
「では、好きなものを選んでください。今日はご馳走しますから」
こう言うときエスコートしてくれる男性って素晴らしいよな
『じゃあ特性うにクリームパスタで』
「僕は小海老とツナのトマトパスタ」
「飲み物はオレンジジュースで良いのかな?」
『そうですねー』
そういって一回小さくため息をつく
いまいち良くわからない
白馬先輩がなぜ遊びに誘ったくれたのか
店員に注文する先輩を横目で見ながら考えてみる
確か原作では青子先輩に対してアプローチしてたはず
あ、でもそっか
別に今日はデートとかじゃないから深く考えなくても良いのか
「ケーキはどうしましょうか」
『…』
「ひかりさんどうしました?」
『へ、え』
「ケーキどうするかって聞いてんだよ。話聞けよ」
『はい、じゃあショートケーキで』
なんかコナン君に変な目で見られてんだけど
ちょっと考え事位でイラつかなくてもいいじゃん
カルシウム不足してるんじゃない?
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