呆れるくらいの愛

___



※微下ネタ有



「何度も言うけどな」
「うん」
「授業中は来んなって」
「うん」
「何度も言うけどな」
「うん」
「教室や体育館入って来んなって」
「うん」
「…なあ浜田」
「うん?」
「うんだけじゃなくてちゃんと誓え!!いつまでも大目に見てやると思ったら大間違いだからな!!」
「…泉ぃ…」

俺が先生になってから、問題が増えた。
浜田が俺の授業をしている教室に入ってくるのだった。
それが今の苦しい悩み。

「泉に会いたいんだもん」
「だー…部活で会えんだろ」
「二人っきりじゃないじゃん」

浜田は家庭科の先生。
俺は保健体育の先生として同じ高校で勤務していた。
部活は二人で野球部の顧問。

「い、家帰れば…二人きり、だろっ」
「足りない」
「はあ?」
「だって泉の保健の授業聞きたいし、運動してる姿明るい場所で見たいし」
「…う」
「家帰れば二人って言ったよな?」
「お、おー」
「家じゃ保健の授業してあげるの俺だし、部屋暗くして俺の下で運動してるからよく姿見えな」
「ば、おま、ここ職員室だぞ!!」
「うー…」

浜田は人前で何を言ってやがるんだ。
誰も聞いてなくて本当に良かった。

「泉が家で俺に保健の授業してくれる?」
「う」
「明るい所で抱かせてくれる?」
「う」
「どうなんだよー」

浜田はこういう時だけ妙に頭の回転が速い。
憎いんだよな。
やっぱ浜田には敵わない。

「…良いよ、もう。」
「マジ!?」
「うん、諦める」
「じゃあ帰ったら家で保健の授業してくれんだよな」
「は!?」
「今日は明かり沢山つけて泉抱けるんだ…」
「お、おい…ちょっと待て」
「言っとくけど泉良いよって言ったからな」
「だからそれは入ってきて良いっていう…」
「入ってきて良いなんて泉!公衆の面前でそんな…っ」
「…ぶっ殺すぞ」



END



***
三万打スミレ様リク
「浜泉の下ネタ有り教師パロ」でした。
しかし裏は書けないってそういう話になりますね。
克服したいです。
有難うございましたっ



目次へ


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -