BBT脳内リプレイ

オープニングフェイズ


凪深で夜ごと繰り広げられる惨劇。
魔物の力を持った残虐無比のカラーギャング「レッドデッド」は、人のルールも魔物の掟も無視し殺戮を繰り返す無法の集団だ。
凪深の夜に血が滴り、波紋を広げる。
そして半魔達もまた、否応なく、それに巻き込まれていく……。


ビーストバインド トリニティ
「Red Dead Night」
心焦がすは魔の渇望、心つなぐは人の



――オープニングフェイズ
シーン1>キャスバルド・フォーセンテス

GM:ではオープニングフェイズです。シーンプレイヤーはキャスさん、他の方は登場出来ませんのであしからず。人間性を減らしておいて下さい。
外の彼方:了解ー。
キャス:(いっコロ)4だな。
GM:それではキャスさん、貴方は友人である探偵黒沢からメールを受け、深夜の凪深、人気のない路地へとやってきました。
キャス:深夜か…店の方に居そうだが、メールの内容が切迫してると察して抜けてきたことにするわ。
GM:OKです、前方に見える街頭の下に見覚えのある男−黒沢が足を投げ出し座っているのが見えます。
キャス:! そっちへ駆け出すぞ!
GM:駆け出したキャスの視界に入った黒沢の体の下には血だまりが見えます。気配に気付いたのか黒沢がキャスへ顔を向けると傷だらけの顔は血の気が引き、異常なほど青白く、もう彼の命は長くないと悟っていいです。
キャス:おい、黒沢のおっさん! 声を掛けて側に寄るぞ。他に気配は? 辺りはどうなってる。
GM:いえ、ないですね。キャスと黒沢の二人だけのようです。路地の反対側には黒沢が歩いてきた軌跡が血痕という形で確認が出来ます。黒沢は口の端から血を垂らした唇を振るわせながら「よぉ……キャスバルド、すまなかったな、こんな所に呼び出しちまって」と力なく話しかけてきます。
キャス:そんな事はいいんだよ! その怪我は…いや、誰にやられた!? 膝をついて黒沢の体を支えるぞ。
外の叉貴斗:どうやっても助けられないのか?
GM:救急車を呼んでいたとしても血が出過ぎてしまって、どちらにしても助かることはないでしょう。死に場所が違うくらいですね。
外の叉貴斗:そうなのか、残念だ。
GM:続けますね? 「この怪我か、なに…年甲斐なく若造どもとやりあったら、このザマさ」と痛みを表情に浮かべる様子もなく、まるで雑談をするように苦笑いを浮かべています。
キャス:若造…? このおっさんはアンノウンマンか? ノウンマンか?
GM:ノウンマンです、キャスは知っていていいですが…彼は個人営業の探偵を営んでまして魔物や半魔についても少しの知識を持っていました。なのでキャスの正体について知っていたかは、お任せします。
キャス:知ってたことにしよう。初めは店の方で雇ったことのある探偵だったんだが、そこからの付き合いだったってことで。
GM:分かりました。
キャス:若造どもって誰のことだ? 黒沢ってこんなにケンカっ早い奴だったのか?
GM:いえ、キャスが知る限りこんな無謀なことをする人物ではありませんでした。「なぁ、俺に娘がいるってのは言ったっけなぁ…」と一人言のように言います。
キャス:知っていていいのか?
GM:いいですよ。娘さんの名前は可奈子です。
キャス:あぁ、聞いてるよ…可奈子ちゃんだっけ? おっさんに似ず可愛い子だってな。悲痛な表情は出来るだけ殺して誤魔化すわ。…どうやっても死んじまうんならせめて言いたい事を言わせてやりたい、それが友人の死に目に立ち会ったオレ様が唯一出来ることだしな。
外の彼方:流石はイケメン枠だな(ボソッ)
外の大悟:お前の行動次第ではPC1の立場が取られるかもな(笑)
キャス:(ニヤリ)
外の叉貴斗:相手は取る気満々のようだ(笑)
外の彼方:(手を差し出して)どうぞどうぞ。
外の大悟:どうぞどうぞ、じゃねぇぇッ! 駄目だ、進めてくれ!
GM:はいはい。「あぁ、そうだなぁ」黒沢はキャスの言葉にゆっくり頷いてから「…別れたカミさんが引き取ってたんだが、…もう中学生だよ。早いもんだよな…誰に似たのか盛り場が好きでさ、いっちょまえに夜遊びなんかしてて…」ここまで話したあと、一つ間を置きます。「……殺されたよ、赤い色を身につけたカラーギャングだった…」
キャス:…それでそんな無茶をした訳か…。
外の大悟:カラーギャング…かァ。くせぇなぁ。
GM:「仇討ちをしようとして…このザマだ」
キャス:なんで一人で行った…っ?! せめてオレ様を呼べよ!知らない仲じゃなかったんだ!
GM:キャスの言葉に黒沢は小さく笑うだけですね。「…キャス。連中、ありゃ人間じゃねぇ…多分な。とんでもねえ力で…」それまで腹に抱えていたらしい拳銃がごろりと落ち膝の上に転がります。「…銃弾も効かなかった」
キャス:馬鹿野郎…! それなら、余計に無謀だろうが…!
GM:そうだな、と黒沢は無理に笑った後、ごぼっと血を吐いて「…お前を巻き込むまいと思ったが…悪いな、連中とやり合えそうな知り合いがお前しかいなくてさ…アイツには父親らしいことを何もしてやれなかったんだ…」その目からは悔しさからか涙を流しているのが見えます。「…今更何をと思うかもしれないが…頼むキャス、せめて…娘の仇を…ゴホッゴホッ!!」何度も苦しそうに血を吐いた後、黒沢は目を見開いたまま事切れました。
キャス:黒沢…。目を閉じさせて立ち上がる。さぞ無念だったろうな、…あんたの遺言、確かに引き受けた。そのカラーギャング、オレ様が潰してやるよ。
GM:では「SA:黒沢の仇を取る」を差し上げます。黒沢への絆はどうします? 関係は友情ですが変えてもいいですよ。
キャス:貰ったぜ。絆もそのまま友情でいくわ。黒沢の傷について見たいんだが、殴打の痕とかあるか?
GM:あぁ、ありますね。後は牙の痕も見えます。それらの傷跡からは吸われた形跡があります。
キャス:…吸血鬼か。
外の大悟:得物が俺様と一緒だなぁ、となると肉体派か。
外の叉貴斗:…【カラーギャング】、【血を吸う】、【得物が殴打】…犯人はグリアードで一致するよ!
外の彼方:(ハッとして)あ、本当だ。
外の大悟:そら俺様だって「あまりにも条件が一致してね?」とは思ったが、俺様じゃねぇよ!(笑)
キャス:一致し過ぎて一瞬不安になったがな(笑) カラーギャングってことは規模にもよるがどう見てもノウンマン一人でなんとかなるレベルじゃない。…大勢の中に更に半魔がいるような場所に一人で乗り込んで…本当…馬鹿野郎だな…。悔しさを噛み締めながらスマホを取り出して警察に連絡する。あ、シーン切ってもいいぜ。
GM:分かりました。では次のシーンに行きましょう。


――オープニングフェイズ
シーン2>凉在 叉貴斗

GM:次は叉貴斗さんですね、人間性低下もしてくださいな。
叉貴斗:(いっコロ)…1だな。少ないなー。
GM:(うーん、彼の場合は所員じゃないからな…)では今、昼頃です。何をしてます?
叉貴斗:昼頃…休憩時間を取って昼飯を食べながら装飾品の新しいデザインでも考えてるかな。
GM:ではお店ですね、叉貴斗さんが言ったことをしていると突然貴方のスマホが鳴ります。
外の彼方:(真顔で)あったかいんだからぁ〜♪(着信音らしい)
外の大悟:真顔でやるな(笑)
外のキャス:むしろよく真顔で出来るな(笑)
叉貴斗:流行に乗った着信音に気付き、スマートフォンを手に取ろう。誰からだ?
GM:警察庁特務課のミハエル・シュナイビートからのようです。

※ミハエル・シュナイビート
クライザード率いる凪深、港区周辺の地区を担当する特務課の一人であり副リーダー。
才能溢れる容姿端麗なフランス人。
ちなみに特務課は死霊課のようなものだが、やや荒事が得意である。弱点は少人数であること。

叉貴斗:おや。それならば通話ボタンを押し口を開こう。…こちら、凉在だ。
GM:「突然すまないな、こちらは警察庁特務課に所属するミハエル・シュナイビートだ。この度は貴殿に仕事の協力を願いたい」
叉貴斗:仕事…それは構わんが何かあったのか?
GM:「耳に入れたことはないか? 現在凪深近辺でカラーギャングによるものと思われる殺人事件が発生している事を。死者は既に30人を越えている状況だ、ギャングも一般人も見境なしでな」
叉貴斗:ニュースでは見たことがあるか?
GM:そうですね、凄惨な事件が起こっているとして報道されてます。しかしギャングの件に関してはギャング間での縄張り争いではないかと言われており、繋がっている事件とは言われていなかったとあなたは記憶しています。
叉貴斗:放送されている範囲でなら存じている。しかしギャングも…? あれらの一件は同犯人の手によるものなのか?
GM:「こちらではそうではないかと推測している。何せようやくこの事件の捜査資料が特務課に回ってくるものでな、公務員の都合上仕事の引き継ぎなど事件の全貌を鑑みると我々の人数では手が足りないであろうと判断して依頼をした次第だ」
叉貴斗:凪深近辺と言っていたが、事件は凪深だけではないのか?
GM:主に凪深で起こっていますが、凪深に隣接している区などでもチラホラ似た案件がありますよ。
外のキャス:特務課って何人だっけ?
GM:えー…いつも常駐しているのは2、3人〜4人、多くて6人ほどの少数精鋭です。
叉貴斗:では今回のような大規模な事件はやりにくかろうな。
GM/ミハエル:「あぁ、一課がもう少し早くこちらに回してくれていたらもう少し違ったのやもしれんが…たられば言っても始まらん」
叉貴斗:そうだな、その意見に同意する。断る理由はない、そちらが現段階で知り得る情報はないか?
GM/ミハエル:「すまんな、助かる。情報か、まずは死体の共通点だが検分によれば血液が体内から抜かれていたそうだ。首筋の噛み跡からな」
叉貴斗:ふむ、それで一課が猟奇殺人事件として担当していた訳だな。
GM/ミハエル:「あぁ、普通なら妥当な話だが今回は相手が上手であったようだ。決定的な手がかりも発見出来ず、犯人グループの目撃はあっても追跡に失敗しているらしい。グループの末端すら引っ張れていない所から、逃走手段があるのか隠蔽しているのか…どちらかと言った所なのだろうな」
叉貴斗:頭が良いのか、ただ統制が取れているのか…そうだ。犯人達ギャングの名前は?
GM/ミハエル:「あぁ、奴等の名はレッドデッド。赤を基調としたカラーギャングだ」ここで叉貴斗さんには【SA:レッドデッド事件を解決する】を差し上げます。絆はの関係は信頼ですが変更するならばどうぞ。
叉貴斗:確かに引き受けた。関係もそのままでいい。ミハエル、事件の犯人は連行が推奨されるか?
GM:/ミハエル:「余裕があればで構わん。相手は殺すことに躊躇いのない連中だ、下手に加減をする必要はなかろう。だが無茶は禁物だぞ」
叉貴斗:把握しているつもりだ。何か掴み次第連絡する。通話を切るぞ、……ふふ、さぁ正義を執行する時がきたぞ! 出掛けるのだし、店は閉めようか。
GM:分かりました、ではシーンを切りますね。


――オープニングフェイズ
シーン3>赤須川 大悟

大悟:(いっコロ)2だな。
GM:そういやカラーギャングの詳細は決まりましたか?
大悟:色は赤にしたかったんだよなァ…。濃い青にしとくわ、名前は…まだ決まってねぇんだよ。色の名前は入れておいた方がいいか?
GM:そうですね、その方が分かりやすいです。
大悟:んーなら「ブルーファング」にしとくわ。特徴は青の何かと牙をモチーフにした物を身につけてること。
外のキャス:メンバーが集まるアジトとかはあんのか?
大悟:さっきの自己紹介の時にロッカーだとか言われたんで、拾って小さいバーをアジトにしてぇんだが。
GM:ライブ出来る兼用の店ですね? いいですよ。じゃあ大悟さんは演奏する側ですか?
大悟:あぁ、折角だからな。
外の彼方:ボーカル?
大悟:いや、ドラム。
外の叉貴斗:後はギャングメンバーでの構成か?
大悟:あぁ、俺様よりも歌が上手い奴がいるンだよ。初めはギターをかじってた奴がちょいちょいライブスペースで弾いててよ。興味惹いた奴が一人増え、二人増え…とバンドみたくなっていってな。
外の彼方:大悟も誘われたんだ?
大悟:あぁ、良かったらどうですかって言われたンでな。おかげでえらく練習したが。
外のキャス:…練習するんだ…良いリーダーだな。
GM:ふむふむ、規模はどのくらいの予定でいます?
外の叉貴斗:この辺で一番大きいギャングにすればいいじゃないか。
大悟:えっ。
外のキャス:こっちで有名なカラーギャングと言えば?
外の叉貴斗:「ブルーファング」と言うくらいの。
大悟:いやいや、てめぇら待てコラ。
GM:有名度と人数の規模はイコールではありませんから(笑)
大悟:そうなんだがよ、人数はそんなに多くないつもりだ。2、30人?
外のキャス:なら30人くらいはいっとけよ、ボス(笑)
外の叉貴斗:いや、50人くらいは。
大悟:やめろ宇宙人!(笑) 賢い自覚はねぇからな、そんなに増やして把握できなくなるのが嫌なんだ。30人くらいにしとくわ。半魔とノウンマンは2対1の割合だ。
GM:分かりました。ではとある日の凪深、夜です。大悟さんはメンバーからの緊急コールを受けて小さな公園に駆けつけました。公園の入口で揉み合っている人影があなたを見ます――大悟さんはすぐに分かります、見慣れない連中は全員魔物ですね。随分と質の悪い連中のようです。「ヒャッハー! 新しい血袋だぜェ−!」「ヒャハハハッ、…アァ? なんだ、アイツ…こっち来るぜ」と何人かが大悟さんの気配に気付いたようです。
外の彼方:うわぁ、コイツらか。
外のキャス:早速本筋とぶつかってんな。
外の彼方:…テンションたけぇ(汗)
外の叉貴斗:あ、気になるのはそこなんだな。
大悟:襲われてるってのは知ってていいな? 相手が魔物っていうんなら気配も姿も加減はしねェ…! ただもしもの為にアレナ展開をしながら牙と爪を剥き出しにするぞ。…何してくれてンだ糞野郎共…!
GM:あ、OKです。魔物たちは一瞬大悟さんに飛びかかろうとしましたが本能か、それとも力を察したのか…「おいやめろ、アイツはやりそうだ。それにタイムアップだぜ」と身を翻し走り去っていきました。
大悟:ふざけンなッ! 逃げられるとでも思ってンのか! 追いかける!
GM:追いかけていきますとそれまで姿を捉えていたにも関わらず、角を曲がった瞬間には奴等の姿はどこにもありませんでした。気配すらありません。あいつらの共通した特徴として赤い色の何かを身体に身に着けていることですね。
大悟:…ちっ、どこに行きやがった。あのカラーギャング共…! 仕方ねぇ、メンバーも心配だ。公園に戻る。
GM:分かりました。公園に入りますとメンバーが集結してまして、怪我をしているメンバーが多いみたいですね。服を血に染めて地べたに座り、呻き声をあげています。
大悟:メンバーって…まさか全員いンのかよ?
GM:はい、定期集会だとかライブの手伝いなんかだと思ってくれれば。
外のキャス:思ってたよりアットホームだな。お前んトコは。
大悟:まぁ、半魔やそれらに苦労しているノウンマン達の居場所になりゃいいとは思ってるトコはあるからな。半魔のメンバーには出来るだけ戦えない連中のフォローはしてやるようにとは言ってあるしな。公園中に声を掛けるぞ。遅くなって悪ぃな! てめぇら大丈夫か!?
GM:よく見ると怪我をしているメンバーは半魔ばかりのようです。ノウンマンのメンバーは怪我をしたメンバーの手当てをしているみたいで、近くにいたノウンマンの少年を筆頭に何人かが大悟さんに近付いてきます。「兄貴!ヤバイっすよ!」「アイツらいきなり襲いかかってきて…すごい力だった。戦える皆が咄嗟に動いてくれたから私達は無事だったけど…」
大悟:そうか、逝っちまった奴はいねぇんだな?
GM/メンバー:「いねぇっすよ、ボス」と近くでメンバーを支えて近付いてきた半魔の若者が口元から血を滲ませながら笑ってます。ウサギの耳を生やした半魔の女の子が「…確かアイツら、“レッドデッド”ってチームだぴょん。ギャングだけじゃなく一般人も関係なく、目についたらボコボコにするってイカれた連中だぴょん」と教えてくれますね。顔についている赤々しい擦り傷が痛々しいです。
大悟:くそったれ…、とにかく全員よく頑張ったな。近くにいる年下連中の頭をわしわし撫でてやる。で、レッドデッドか…俺様は聞いたことあるか?
GM:うーん、大悟さんが情報収集に勤しむタイプでしたら知っててもいいかもしれませんね。
大悟:あ、うん。絶対に知らねぇわ(きっぱり)
外のキャス:潔いくらいあっさりだな(笑)
大悟:明らかにそういうタイプじゃねぇだろ、俺様はよ。
外の三人:(一斉に)うん。
大悟:…自分で言うならいいンだけどよ、あいつらに言われるのはなんか腹立つンだよなァ…。(切り替えて)聞いたことのねぇチームだな。
GM:激励の言葉をもらえて照れくさそうにしている最初の少年が表情を改めますよ。「それが、どうやら死人まで出てるって話っすよ、マジでヤバイっす…!」と情報を教えてくれますね。
大悟:見るからにヤバそうな連中だとは思ったが…とにかく、てめぇらが死んでないならいい。
外の叉貴斗:そういえば副リーダー的な奴はいないのか?
大悟:あん? そういや考えてねぇな。いるかもしれねぇがそこはGMに任せるわ。
GM:では副リーダーはノウンマンにしましょうか。大悟さんが来たことに気付いて奥からやって来ます。…女性と男性、どっちがいい?
大悟:や、どっちでm…。
外の叉貴斗:(遮って)そこは女性だろう。
外のキャス:賛成、今の時点で女性が確定してるのはウサギ娘しかいねぇからな。
外の彼方:これから増える可能性があるのはヒロイン枠くらいか…。
大悟:分かった分かった、じゃあ女でいい。
GM:名前はエリナ。年は20歳前後と言ったところで。「あ、ボス…」
外のキャス:待った!
GM:な、なんすか(汗)
外のキャス:そこは副リーダーなんだし、名前で呼んでおこうぜ。
GM:あー、そうね。「あ、大悟! 良かった、来てくれたのね」緊急コールをしたのもこの人にしましょう。
大悟:了解、頭脳担当ってトコだな。あぁ、もう少し早く来れれば良かったんだが…。連中は逃がしちまった、一人くらいはひっ捕まえてゲロさせるつもりだったんだがよ。
GM/エリナ:「そう…でも、あなた一人で深追いしなくて正解かも。いくら大悟が強くても向こうは数も多かったし…」
大悟:で、メンバーの状態はどうだ?
GM/エリナ:「大体軽傷くらいね、命に関わるほど重傷なメンバーはいなかったわ。…でも、正直な話、今マトモに戦えるのは大悟くらいでしょうね。…どうする?」そう話すエリナも顔が青いままです。
大悟:どうするって…決まってんだろうが。大事な家族に手ェ出しやがったんだ、絶対に見つけ出して落とし前つけさせる!
外の彼方:(メンバーらしい)頼みます兄貴! オレらの仇を取ってください!
外の叉貴斗:(メンバーらしい)やり返してくれよ、ボス!
外のキャス:(メンバーらしい)あんただけが頼りだ、自分でやり返せないのは悔しいが任せたぜボス!
GM:「やり返すぴょん、ボスー!」…とここで「SA:レッドデッドを壊滅する」を差し上げます。絆はギャングメンバーですが、関係はどうします?
大悟:元はなんだ?
GM:家族ですね。
大悟:じゃあ変えなくていいな。SAも受けたぜェ、まずはアジトに逆戻りだ。後は俺様の仕事だ、手当てをして、てめぇらはゆっくり休め、いいな?
GM:「うっす!」…とメンバーそれぞれが返事を返したところでシーンを切りましょうか。
大悟:あァ、構わねぇ。


――オープニングフェイズ
シーン4>道常 彼方

GM:はい、ラストですね。彼方さん、出番です。
彼方:(いっコロ)3だった。
GM:はい、減らしておいて下さい。――同じくとある日の凪深、時間は夜です。何してますか?
彼方:バイトかな? いや、多分深夜にしてるか、なら自宅にいる。
GM:分かりました、彼方さんは自宅でくつろいでる中、半魔としての頂上的な聴覚が捕らえた悲鳴が聞こえました。
彼方:悲鳴…?
GM:その悲鳴、どこかで聞いたことのある声な気がしますね。遠くからなのではっきりとしたことは言えませんが。
彼方:うーん、最近物騒なのは知ってていいのか?
GM:えぇ、ニュースでは持ちきりですからね。重傷、死人が出た事件が凪深周辺で起こっていることを知ってていいです。
彼方:ぼんやり見てたことにするか。…仕方ない、面倒だけど様子を見てくるかな。
外のキャス:なんという低いエンジンだ(笑)
外の叉貴斗:これでいいのか?
彼方:大丈夫、速度は全力だから。
GM:ではその悲鳴に導かれ、要り組んだ路地裏までやって来ました。路地の奥には地面に倒れた少女の姿が見えます。「ワッツア〜ップ?!」あなたの前には数人のギャングがいて、一人が声を掛けてきました。
彼方:? 何言ってんだ? コイツ。…調子はまぁまぁかな。
外の大悟:普通に返すな(笑)
GM/レッドデッド:「あァん!? 何言ってんだテメェ!?」どうやら本来の意味で使っている様子ではなさそうですね。
彼方:…そっちが言ったくせに…何故俺が悪い流れに…。
GM/レッドデッド:「おいお〜い、オレ達の楽しい食事を邪魔ァ、するンじゃねぇよ! このシャバ僧がァ!」「オラオラッ、プチャヘンザして帰りな!」
彼方:やべぇ、2番目何言ってんのか本気で分からない(笑) つーか食事ってことは吸血鬼か、こんな堂々とやるか? 普通。・・・が、関わったからにはお前らの食事にさせる訳にはいかないな。
外の叉貴斗:あ、ようやくエンジンがかかってきたかな。
GM/レッドデッド:「ンヒヒヒッ、なに言ってるンでちゅかァ? ボクたん。あまり調子に乗ってると…」一人がメリメリと魔物の姿に変わっていきます。「た〜べ〜ちゃ〜う〜ぞ〜!」と飛び掛かりますよ。ちなみにコイツらエキストラ扱いですので何か描写をしたいのならお好きにどうぞ。
彼方:仕方ない…あまりしたくないんだが、向こうが飛び掛かろうとする瞬間にこちらも魔獣化する。…これ消費は?
GM:今回はいらないですよ。
彼方:了解。髪の毛が明るいピンク色に、初めは鎧を身に包んだ天使の一面が強いんだが白の翼と皮膜の黒い翼を大きく開かせる途端に禍々しい闇が身体から噴出し、元々の天使の鎧に闇霧が炎のように身体に巻き付いた姿に変わる。剣って魔獣化した時だけ出してもいい?
GM:人の姿の時は素手になるけど、いいの?
彼方:構わないよ。なら腰に下げた剣を抜き、光を纏わせて横に思い切り凪払ってやる。
GM:それでは飛び掛かった魔物は彼方・・・もといデスティンの一閃をまともに食らい、横の壁に打ち付けられて倒れました。周りの連中も彼方の姿を見て「ゲェェッ!半魔かよ!」「やべぇ、強ェ!逃げろォ!?」と散り散りバラバラに逃げていきました。
彼方:吹っ飛んだコイツは? 死んだ?
GM:さっき思い切りって言ってましたけど・・・加減したんですか?
彼方:してない。
GM:じゃあずっぱりと一刀両断にしたようですね。
外の大悟:こらァァ! 引っ張って来いや彼方!
彼方:…あ。いけね。
外のキャス:ま、どうせ末端だろ? ロクな情報を持っちゃいねぇよ。
GM:と彼方さんの魔物としての力を使い、ギャング達を撃退しました。気がつくと気絶していたはずの少女が起き上がり、こちらを見ています。
彼方:…やべ。
GM:やはり彼方は会ったことありますよ、朝バイトの帰りに会う近所の高校生です。名前は水野七海。
外の叉貴斗:どういうきっかけで出会ったんだ。最近物騒だろうに。
外のキャス:こういうのはどうだ? 彼方が今居るアパートに来たばかりの頃にゴミ捨て場で何の日だったかを把握せずに間違ったゴミを持ってる所を彼女が声を掛けた。
彼方:ゴミについてはやりそうで怖い(笑)
外の叉貴斗:君はやるだろうな。その性格上。
外のキャス:それがきっかけで見かけたら声を掛け合うようになっていったって感じ。それまでにも色々あったろうがその辺りはまた今度で。
彼方:思い付かないからそれで行こう。
GM/七海:年上だからさん付けにしよう。「彼方さん…? 彼方さんなの…?」
彼方:戻ったら本気でバレるし、ふいっとつい目を反らすだろうな。
GM/七海:「…さっきの変な人達から助けてくれたんでしょ? なんとなく・・・覚えてるの」と彼方の方へ近付きますよ。
彼方:近付かない方がいい。一歩後ずさる。
GM/七海:「…やっぱり彼方さんだ」とデスティンの声に七海は安心したようにふんわりと笑います。
彼方:……怖くないのか?
GM/七海:「ううん…怖くないよ。彼方さんだもん、面倒くさがり屋だけど優しくて、私のことも心配してくれて…」彼方の様子を確かめるように前へ一歩足を踏み出しますが。
彼方:今度は動かない。でも顔は向かないでいる。
GM/七海:逃げない様子を見て、目の前まで来るとそっと彼方さんの手に伸ばして触れました。「だから怖くないよ。その格好は…うん、ちょっと違和感あるけど」少し笑ってから「でも、うん…変だけど、ちょっとカッコイイ…かも。ちょ、ちょっとだけね!」後半は照れくさいようです。
彼方:どっちなんだよ、とようやく七海の方を向いて魔獣化を解く。ほら、帰るぞ。家まで送るから、と手を引こう。
GM/七海:「うん、…あのね彼方さん」行こうとして足がピタリと止まりました。
彼方:ん? つられて足を止めて振り向く。怪我してるのか、とか思って不安そう顔してると思う。
GM/七海:「あのね、助けてくれて、ありがとう彼方さん」七海は彼方さんの表情に少し驚いて、その後心からの感謝の笑顔を浮かべました。ここで彼方さんには「SA:七海を守る」を差し上げます。七海とは絆の関係はどうします? 初めは慈愛ですが。
彼方:そのままにしとくよ。SAも受け取った。
外の大悟:…見事なヒロインだったな。
外のキャス:しかしだいぶリア充めいて来たな。
外の叉貴斗:これがリア充ファイナルアタックしろという奴か(しみじみ)
彼方:妬みで最終奥義使われちゃたまらないんだけど(笑)
GM:ではここでシーンを切ります。次はマスターシーンですね。


マスターシーンへ

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