お年玉
リツ「あけっおめー!今年もよろろーだよ、れーさん!」
レイ「はい、開けましておめでとう。ことしもよろしくね、りっちゃん」
リツ「れーさんれーさん!さっそくですが!」
レイ「お年玉だったらやらねーわよ?」
リツ「え…」
シシ「なん、だと…!?」
レイ「開けましておめでとう、シシリアちゃん。ノんなくていいわよ」
シシ「開けましておめでとう、レイヴン。だってノりたかったのよ」
リツ「ねぇれーさん、なんで?なんでなんで?なんでお年玉もらえないの?ぼくまだ成人してないよ?二十歳じゃないよ?」
レイ「…あのね、お年玉って二十歳までが無条件で貰えるものじゃーないのよ?」
リツ「え」
レイ「お年玉っていうのは、年上が働いていない年下に贈るものなの」
シシ「じゃあギルドメンバーの私とりっちゃんは貰えないのね?」
レイ「っていうか、アドリビトムにいる子は全員貰えないわね」
リツ「そ、そんなぁ…たのしみだったのに…」
シシ「ていうか、りっちゃんお年玉要らないでしょう?稼いでるんだから」
リツ「それとこれはちがうのぉ!!」
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