魔導剣士



リタ「あんた、いつの間に魔術使えるようになったのよ」

アスカ『いつの間にって言われてもな……』

エステル「アスカ魔術も使えたんですね。びっくりしました」

アスカ『使えたっていうか使えるようになったって言うのが正しいか』

リタ「ちょろっと本読んだだけで?」

アスカ『あとリタをちょいと真似させてもらった。詠唱とか』

リタ「くやしいけど、魔導士の資質あるわねあんた」

アスカ『魔導士になるつもりはないって、あたしの武器はあくまで剣。魔術は補助でちょいちょい使おうかな』

エステル「じゃあ、アスカは魔導剣士ですね」

アスカ『魔導剣士?』

エステル「はい。剣士と魔導士を合わせて魔導剣士です。絵本の勇者みたいでかっこいいですよ」

アスカ『絵本の勇者みたいってなあ……』

リタ「満更でもなさそうな顔してんじゃないわよ」

アスカ『してねえよ』








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