×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -

むかしばなし
== == == == ==


叶華、ウタ、イトリ、蓮示といういつものメンバー。
……に加えて、今日はカネキ君がいる。




「昔は蓮とウタ、すっごい仲悪かったんだよ」


「ウタって誰と喧嘩したか言わないし」

「だって蓮示くん、名前教えてくれないから」

「どーせナンパ紛いの聞き方したでしょ」

身を引く叶華を追いかけて抱き寄せる。

カネキ君が初々しく反応してる。
お〜、新鮮な反応。


「叶華がいるのにナンパなんてしないよ」

ご機嫌取りをするかのように口付ける。

「あわわわ……」
「おい……」

カネキ君が恥ずかしそうにしたため蓮示が注意する。

「まぁまぁ、いつもの事ではないか〜」

イトリは完全に楽しんでいるようだった。

カネキ君が困ってる、とウタを剥がす。


「2人のせいで4区は滅茶苦茶、こっちは迷惑だっての」

「ごめんね、10代ってそうさ」
「…他の奴の事なんか知るか……」

叶華はため息をついた。

「2人ともヤンチャすぎ…」












「じゃあ僕らは帰るよ…」



ウタと叶華は席を立った。

「…送ってやろうか?」

「蓮示くんはカネキくんを送ってあげないと」
「そーそー、カネキ君って狙われそうだし」

カネキは申し訳なさそうにしている。

「気にするなーカネキチ」

イトリが明るい声で言うので何故か聞いてみた。




「2人の夜は邪魔しちゃいかんぞー」



((ピュアな心は持ってません!))
== == == == == == == == == ==
「そうだね、最近ご無沙汰だったし…」
「聞きたくないけど何が!?」
「ずっと思ってたんだけど僕を欲しがってくれないよね?」
「ほほぅ、では血酒の力を借りてみるかい、ウーさん」
「そこの2人黙る!カネキ君が恥ずかしがってる!」
「………叶華、お前も少しは恥じらうべきだ…」


|



TOP