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簡単なオシゴト
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『緊急警報!!緊急警報!!
吸血鬼たちの襲撃がありました!!

敵は西防御壁に攻撃を仕掛けています。
民間人の皆さんは東防御壁へ退避してください!!』





警報が鳴り響く中、人々が走り回っている。

怒声が聞こえたり、襲撃を嘆く声もある。

「どうなってる?」

「…言葉通りでしょ?
吸血鬼たちが攻めてきた…」


その時、近くの建物が爆発する。

どうやら空を飛んでいる戦闘機が原因のようだ。

人間側もヘリに乗り、迎撃する。



「こりゃひでぇな。
完全に戦争じゃねぇか…」



それはグレンが言った通り。

「関西の吸血鬼共はあたしたち日本帝鬼軍を潰すつもりだ」





『兵士のみなさんは西へ!!

吸血鬼が大挙して押し寄せてきています!!
渋谷本体が合流するまでなんとか防ぎきってください!!』





「で、俺たちの部隊はどう動くんだ?」

分隊長であるシノアの指示を仰ぐ。

「私たち吸血鬼殲滅部隊ですよ?
もちろん吸血鬼が出てきたなら……」



「前線だ!!」



((吸血鬼を殲滅すること)
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「あれって僕と同じ鬼呪装…!!」
「の、ダウングレード版です」
「鬼呪装備を簡略化した通常呪術装備だ。
銃のような一般的な火器では吸血鬼は殺せないからな…」


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