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不治の病

※夢主と食満がおかしい(会話のみ)




「ねぇ留三郎」

「ん?」

「下級生ってさ、可愛いよね」

「どうしたんだ急に」

「さっきさ、一年は組の子達に会ったの。無邪気に『先輩〜』って駆け寄って息弾ませてさ」

「あー、あるなそんな時」

「なんか用?って訊くと笑顔で『先輩にあいさつしたかったんです!』、だって」

「…」

「そん時さ、ぞくっとキた」

「!」

「それで抱き締めたいというか…あの群れに飛び込みたい衝動に駆られたの」

「名前、それ…」

「…食満ごめんなさい。今まであんたを世界一汚れたぺド野郎って言って」

「いや、いいんだもう!お前には…お前ならいつか分かってもらえる日が来ると信じてた」

「食満っ」

「名前!」
がしっ
「あたし達はもう仲間…いえ、同志よ!」

「あぁ!一緒にあいつらの成長を愛でよう!!」

「もちろんよ!!」





「伊作、熱心に何の薬を作ってるんだ?」

「あぁ仙蔵、変態を治す薬が作れないかなって」




治の
友人が二人も変態だった




「大変だなお前も」

「うん。だからもういっそ毒薬作っていいかな」

「…止めはしない」




下級生の可愛さは異常