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 宇宙に閉じ込められて、高まっていく自分自身。
 
 一つになっている筈なのにこんなにも孤独で、見失うほどに結ばれたくて。
 
 導かれるままに身をゆだねると、恍惚とした世界の中、意識は暗闇へと飛んでいく。
 
 突如、星が瞬く。
 
 ちらちら輝いていた一等星、あまたの星となって降り注ぐ。
 
 見たこともない、流星群。
 
 手で確かめようとすると、
 
 細胞全部から湧きあがる、例えようのない感覚。
 
 絡ませる現実の指に、今までにないほどの力が加わる。
 
 遠い幻に馳せながら、水にこもった聴覚の中。
 
 自分の名を呼ぶ声を確かに聞いた。
 
 荒い呼吸を繰り返しながら、あたしの髪をかき回すように撫でる彼。
 
 繰り返し、親指が頬をなぞる。
 
 指の先から全体に感情が走った余韻に、加わる刺激。
 
 声にならないわめきをあげると、不安げな表情へと変わるから、必死に手を伸ばす。
 
 初めて、自分から触れた。
 
「泣……いてるのは、清司だよ」
 
 気づいてなかった様子の彼に、
 
「あ、りがと、あたし、」
 
 涙が出るくらいに愛しいと思えて。受け入れたくて。
 
 もっと知りたい、知って欲しい。こんな感情を教えてくれて。
 
 言語化する前に、あたしの意識は途絶えてしまった。


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