Aとてもあつい夜に

※上にあるのが新しい



かぴん
It was a silent night.(静かな夜であった)
Forget last night.(昨晩のこと忘れてくれない?)
Hot,hot,hot!!(暑い、暑い、熱い!!)
I have to decide between the five girls.(ボクは5人の女の子のいずれかに決定しなければならないのだ)
Let's enjoy xxx!!(こんな夜にはxxxで楽しもう!!)
We are infected with lovesickness.(私たちは恋の病に感染してるのよ)
You are giving off a sweet smell!?(キミは甘い香りがするのかい!?)
Good night... Dad and Mom and...(おやすみなさい...おとうさん、おかあさん、そして...)



赤子様
うだる夏に君と食べたスイカは少しだけ血の味がした。
はらはらと涙を流すきみと海に飛びこみたい
ひゅるひゅるどかん
耳の奥で唸るどぷん
あなたにゆだねた
日干しスイカ



音々様
ワンダーランドに逃避行
熱帯夜を駆けた、
この物語は誰も知ることはなく
ロミジュリ的火遊び
忘れたままの記憶はいつまでも海馬を巡り、夢を見る。
一夜限りのふゆうの生命
千夜一夜物語を真似てみようか
なぞる唇
その指先で愛をかたる
貫かれちゃって本望
夢なら醒めないで
夜のいきもの
小指にまとう約束事
あなたとふたりぼっちの空間でわたしは愛を識る、夢をみたの。
人間になりたかった
夜明けなんてこないでよ
埋まらない熱
どうしようもなく泣けない夜には、アナタの代わりに星が泣いてくれるわ。



おみ
あなたが愛しくなる
その瞳も一緒に溶けちゃえばいいのに
夜空は消えた
君の言葉は冷たかったね
夜を乞う
最初で最期のさよならをしよう
駆け落ちごっこ



藤野
この熱を閉じ込めてしまいたいとひたすら願った
熱帯夜のベッドで心中
真夏の悪夢のようだと思った
夜風すら止まったワンダーランド
名前も知らない君を、僕の好きな人の名で呼ぶ
いちまい、いちまい、はだかになって
ぽたりと零れた汗、滲む嘘
色気のない喘ぎとシーツとシャンパン
曝け出した君に、眩暈
夏の暑さに酔ってしまったということにしませんか



初紫様
心中未遂をはかる
フローリングで君を暴いた
過ちは32度の名残
素足でみせた夜のこと
あの海を見たらもう戻れない
擦れた愛
ノドから競り上がってくる
生身の女
誤魔化し損ねた火種
爪を脱ぐ



ルー
火傷する不純な花
覗き込んだ瞳は宇宙
歪むしかめ面の煽りぐせ
不似合いなシーツの温度
あつがりと触れあって痛い
たぐり寄せた匂いを抱き込む
指先の主張に背が焼けてしまいそう
めかしこんで夜空に捧ぐ熱視線
しろいうなじが大胆だね
星屑をかき集めて瓶詰めにする予定



卯多
真心と下心のあいだ
夢を見る怪物
大切なものを忘れないための儀式
君の言葉に溺れていたい
流れた涙がきみを創った
愛されていると感じたことを、忘れはしないでしょう
気怠い躰に、君を想った午前二時



桐谷
あんたの瞳の中のあたしはずいぶんカワイイのね
やさしすぎる夜には居られない
八月の獣に成り果てた
単調な朝が消えてしまう前に
さかしまな魔法
切り取ったものばかり見つめていたいよ
さらば愛しい三日目の月
おまえの呼吸を奪ってそれから
さみしいだけの子ども
だって分かる



星山
溶けるまで温度高めちゃってもいーよ
なんかもう全部あつい
あおいだのは団扇だけじゃないようで
彼は本当にやるひと。
もう朝は来ないかもって思うほど、長い
涙も妙に熱かった
私の病気だって負けないくらい、篤いみたい



笹倉
もう強がるのはやめなよ
きみの肌の湿度
そんなキスじゃ苦しいだけです
死にたくなるような愛でそっと焦がして
ぼくらさみしいくせにこわがりで
溶ける満月
あの夜やくそくしたこと
ソルベに意味はない
くちびるだけつめたいのあなた



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