誕生日です
桜場先生！




「えー、アンケートに協力してくれた皆さん。感謝する。」
「桜場、お前もーちょっと愛想よくできねーのかよ」
「清水にだけは言われたくないな。」
「はい、皆さんありがとうございました!!アンケートは締め切りましたよー！｣
「たくさんのお答えありがとう。アンケート結果はこちらだ。」
「あと、リクエストらしきもんにもちまちま答えるぞ。」

『桜場に誰に何をして・言って欲しいですか？』
「『清水君へ｢プレゼントは当然、お前をくれるんだろうな。｣的な事を言って欲しいです(真顔)』…だと。」
「真顔って…」
「では」
「言わなくていい！」
「いやいや言うべきだろ」
「ん？梶くん…って誰だ？」
「梶原さんじゃねぇ？」
「あぁー京平からプレゼント、か」
「あとは、
清水からオレに
『照れて』
『最大の笑顔で』
『"おめでとう"と言う』
『何かアクション』」
「何か？」
「『有り得ないデレ方』
『自分からキス』
『自分をプレゼント』」
「ＮＯ！」
「『身を捧げる』」
「のおおぉおう！」
「『手作りケーキ』
『数学のテストで100点』」
「…っ多い！つかテストで100点は可能なのか!?」
「…『ごとぅーのサプライズ』？」
「後藤だろ？」
「別にいらないけどな」
「…んなこと言ってやるなよ。」
「『誕生日を理由に迫る』」
「祝ってやりたくなさ過ぎる」
「『後ろから抱きしめる』」
「恥ずかしいことすんなっ！」



「最後に、『清水は桜場に自らを捧げるべきですか』と」
「はっ!!そんなひどいこと言うわけないじゃんかよ！」
「『いいえ』という回答をした人間は存在しない」
「は」
「二割は『はい』
八割は『桜場先生、やっちゃってください』だ」
「ふっざけるなあああああ！な、うわ、なんで押し倒すんだよ！」
「リクエストに答えないとな。」
「助けてぇえぇぇあああぁあああ」





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「こんにちは。桜場光一だ。みんな祝ってくれて感謝する。とてもいい誕生日になった。
これからもいろいろとよろしく頼むよ」



おわり