引き裂く音は涙の音（tear)
知らないからゆるして
こんなに生きづらいことはない
奇妙な余所余所しさが頭をもたげていた
恋人（お徳用使い捨てタイプ）
似合わない白いふわふわのワンピース、ピンクベージュのメイク、ほんとは全部、全部
好きだから、好きだけど、好きなのに、好き
屍の山に笑え
マスカレヰドは密やかに
ハリボテカラフルセンセーション

標（しるべ）はわたし
繰り返す一枚きりのCD、あなたがいるみたいで
儚くてかわいくて、でもちょっと図々しくてオトメ。
青少年イニシエーション（通過儀礼）
消えない感触
ラブソルジャー
スペースインベーダーは波間に憂鬱
褪せた彼岸花
針先の現在（イマ）
オリジナリティの放棄

ストラテジー（戦略）の穴
同情に抱かれる
クロノセントリズム
あ、しまった、と心のどこかで思った気がした
アンチチューニング
世界中のおやすみ
秒針で不眠
ファルーカ
夜露の静謐に溶けて
甘やかされた悩み

乱痴気共の宴
泣きそうなトピアリー
キスしたくなれ。
くぎづけになれ。
隠すのはブスだからじゃないの
シノニムのアントニム→アントニム
その慈悲で殺して
まるでこれじゃあ好きみたいだ
認めたら始まってしまう
モノリンガル間コミュニケーション

私にだけ降る雨
今日だってあなたが好き
ごめん、嘘ついた。
いっそ永遠の愛なんて言わないで
足の裏は割れたガラスでずたずたなのに、私はまだ歩こうというのだ
サボタージュ倶楽部
世界崩壊黎明期
ヒストリカルな筋書き
ごめんね、私が欲しいのは
36万キロサテライト（地球‐月間の距離）

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