カンブリア紀まで巻き戻し
ラストオーダーの真価
水琴窟に閉じ込めた
地の果ての神に捧ぐ
痺れた指先にキス
パーミテイション
投じた身が死ねない
枯れた声が引っ掻く
寒空にペパーミントガム
祝福の日

弾けてスパークリングガール
ジェンダーの生むもの
有罪のルーチンワーク
敢えて言えば眼球を舐めるような
手を繋いだ理由も分からずに
吸い寄せられた唇
ロストオペレーション
陳腐だなんて思わない（だって本当だもの）
その首掻き切って死んでおしまいよ
雪催（ゆきもよい）

やっぱりその言葉が欲しかったの
少しだけ大人な昼下がり
メロウグリーン
僕は観客
最終的に花は咲く
level30
悲鳴も上げずに散れ
冷たい足先
凍死する恋心
史上最悪の焼印

白い雪が泥水で穢す、堕落
欲しい、と指先が首筋に触れた
行きずりの唄
フェイスタの夜
暴虐なレッテル
砂糖菓子レポート
テレポーション・ツール
さよならの3秒前
昨日キスしたその口で、あの子になんて囁くの
羞恥心の致死量

ギャップに耐え切れない
体温は融点
木蓮の散る頃に
音も無く真っ直ぐ前を見据えて透明な涙を頬に伝わせた彼女をただ抱き締めたかったの
失恋歌なんか比べ物にならない位別れ文句は苦かった
夢から覚める方法を失くした
祈りに溺れる時間
想いを伝えるのにまだ人の言葉とはなんと貧しいことか、と
イカロスに翼なんてなかった
心が痛くならないなんてそんな当たり前のこと

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