3〜軟弱な息子ですみません〜※ 「じゃじゃ馬系なんだぁ〜。でもってツンデレかぁ〜。いいね、いいね。最近、手応えのある子を相手してなくて、つまらなく思っていたんだ!」 なんだろう。この騎士様の言葉が俺には理解できない。他国語を聞いている錯覚に陥る。 「ディー君。俺は決めたよ。君を口説いて見せる。どんな手を使ってでもね。俺は狙いを決めた相手は今まで、外したことがないんだ。だから覚悟しておいてね」 シャンはその村娘の心を一瞬に奪いそうな笑みを浮かべたまま、顔を沈めてきた。 オレが抵抗する隙も与えられずに、とうとうバナナ…大切な息子は少し厚みのある唇に食べられてしまう。 「ちょっ…んんっ」 委縮したままのモノの先っぽを濡れて温かい口の中で舐められ、そればかりか尿道に舌を指し込まれて、オレは遅れながら抵抗することを思い出した。 しかし、体勢が体勢なだけに両手をシャンの髪の毛の絡ませながらのけようとした。だが、オレの弱い力など意味もなく微動だにしない。 それでもと、逃れるために身体を動かすが、オレの必死の抵抗は腰を僅かに振る程度だった。 シャンはオレの些細な抵抗を楽しそうに目を細めながら、筋を舐め上げてくる。 その的確な刺激に、ふにゃふにゃだった息子はむくむくと元気になってきた。 いやぁ〜。おい、反抗期か?17年あれほど可愛がってきたのに、なんで初対面の奴に懐くんだよ! オレは生理現象を示している自分の男の象徴に、怒りを覚える。 仕方ない事は分かっている。唯でさえ、ボブやらサブやらに慣らされまくっている息子だ。二人には悪いがそれ以上にテクニシャンである騎士様の技を前に、すぐに陥落してしまうのは、根性無しだと批難できないだろう。 それでも、早すぎだ。数分も経っていないのに、シャンの手と口と舌の巧妙な技を駆使されて、これ以上無理ですとばかりにドクンドクンと脈を打ち先走りが零れ落ちている。それを美味しそうにシャンが舐め取っていた。 無理やり与えられる刺激で、オレの頭がイキたくて真っ白になり視界がぼやけてくる。おそらく、軽く涙目になってしまっているのだろう。 オレのモノを銜えながらそんなオレの情けない顔を見上げて、シャンはゴクリと唾を飲み込んだ。 「へえ〜。意外と色っぽいね。淫魔と言われるだけあるわ。嬉しい誤算だね。平凡な顔に俺自身が反応するか心配だったけど、杞憂だったね。うんうん。ハマっちゃいそう」 そう言うと、シャンは一気に喉の奥までオレを銜えこみ、口を細めて頭を激しく上下に動かしてきた。 「んっ…や…めっ……ああっ!」 なんとかイクのを堪えようと我慢をしていたが、シャンのテクニックを前に敗れ去ることとなる。 馴染みのある射精感が体中を駆け捲る。 それはイってしまった悔恨を覆い隠すほどの強烈な快感だった。 「意外と無味無臭なんだね。これなら飲みやすいよ。どう?君の息子は俺を気に入ってくれたみたいだけど?」 無理やりしといてこの言い草。怒りを覚えるが、体勢はあいかわらず赤ちゃんのおしめを変える恥ずかしい形だ。分が悪すぎる。 「…とりあえず、退いて下さい」 返事をするのを後回しにして、シャンをオレの上から退けることを試みた。拒否するためにはこの体勢は不味いことぐらいは分かっているからだ。 息子から説得し始めました。勇者軍団に入るには変態気質が不可欠なのかもしれませんw UNION・■BL♂GARDEN■ |