「聡奈ちゃん大丈夫?疲れてる?」
「……疲れてない」
「えー、あんまり無理はしちゃだめだよ?」
「……嶺二こそ、どうなのよ」
「?何が?」
「疲れてるんじゃないのかってこと。嶺二のスケジュール、ハード過ぎでしょ?聞いてびっくりだよ!」
「んー、でも、ぼくちん仕事好きだしねー」
「……嶺二に聞いた私が間違ってた」
「あはは、ぼくの心配してくれたんだー?ありがとう。…でも、聡奈ちゃん本当にどうしたの?」
「……(嶺二に比べたら、対して働いてない私が疲れたなんて言えるわけないじゃない)」
「んー、……聡奈ちゃんお疲れ様(頭なでなで)」
「っ、……何すんのよ」
「ふふ、なんとなくしたくなっちゃって。ってか、聡奈ちゃんはもっと弱音吐いても良いんだよ?お兄さんが全部受け止めてあげる!」
「……嶺二がイケメンに見えてきた。よし、明日眼科行ってくる」
「聡奈ちゃん、それどーいう意味!?」
「そのままの意味」
「酷くない!?ぼくちん、これでもアイドルだよ!?」
「はいはい、嶺二は人気ア
イドル様でしたねー」
「なんか違う!もっと、こう、心からぼくちんを褒めてよ!!」
「あー、あー、もう、うっさいなぁ!……ま、とりあえず。嶺二、ありがと」
「……ん、どーいたしまして」
元気のおすそ分け。
20130706
☆★☆
嶺ちゃんにお疲れ様って言って欲しい…!!
って、思って(笑)
弱音 嶺二