ラギと恋人同士になってから。ううん、本当は好きだって気づいてから、すごくすごくラギがかっこいいって思うことが増えた。
それはふとした瞬間だったり、ラギの仕草をみて思ったり。
(あ、また)
そう感じるときの私はいつもふわふわした気持ちになって、幸せいっぱいになるの。
「ねえねえラギ」
「なんだよ」
「大好きよ」
「…っ!」
お昼寝していたラギは、真っ赤になって飛び起きた。
こういうところは、かわいいなあって思う。こんなこと言ったら、怒られちゃいそうだけど。
胸が温かいもので満たされているのを感じながら、大好きな人の名前を呼ぶ。
「ねえねえラギ」
「……んだよ」
照れているのか、ぶっきらぼうな返事に笑みを深めながら、私はまた自分の気持ちを告げるために口を開いた。
「あのね、」
大好き!
(何度だって、言い足りないの!)
元々ラギルートのルルはラギ大好きっていう印象があったのですが、あなたとワンドをプレイしてよりその認識を強めたので。
2011.07/18掲載