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「…っ、…やめろ、破廉恥娘」

「だめ、もう我慢できない、パウリーさん好きなんです」


私は今、パウリーさんを犯そうとしている。


パウリーさんは素っ気ないけどとっても優しくて。


そんなパウリーさんが大好きで、気持ちだって通じ合ってるはずなのだけれど。


こんなにも好きなのに、進展がないことがもどかしくなって。



「パウリーさん、キス、したい」

「…!ヒロイン!なんだその破廉恥な格好は…!服を着ろ」

「やです」


だれもいない部屋で二人。


鍵を閉めて、服を脱ぎながらパウリーさんにじりじりと詰め寄る。


そんな私に後退りをするパウリーさんを、壁際まで追いやった。


そして少し背伸びをして唇に唇を重ねれば。


ちりちりとしたヒゲの感触と共に柔らかい唇の感触に欲情は更に煽られる。


「パウリーさん…好き、…パウリーさんは?」

「…ああ、おれも…す、きだ、が…」

「ふふ、嬉しい」


パウリーさんは目のやり場に困っているのか、赤くなり視線は床へと落としている。


そんなパウリーさんにもきゅんとしたからもう一度唇を重ねて、今度は舌を口内に侵入させた。


ここまで来てやっとパウリーさんからも舌を絡めてくれた。


パウリーさんのキス、気持ちいい。



「っん、はぁ…ふ、…パウリー、さん」


それでもパウリーさんはあまり私を瞳に写そうとしなくて。


触れるのも躊躇されてる感じ。



だけど私はもっともっと深く触れ合いたいから。


キスをしながら、パウリーさんのゴーグルを取りジャケットも脱がす。


少し乱れる髪が色っぽい。



「パウリーさん、私のこと、ちゃんと見て」

「でもなァ…おまえ、そんな破廉恥な格好で」

「見て」

「っ…!」


そのまま崩れ落ちパウリーさんは壁際のソファに座って。


私はそんなパウリーさんの片方の太ももに跨がった。


既にブラとショーツだけの私をパウリーさんは見ようとしてくれない。


だからもっとからだを密着させ、こめかみにキスをして。


首筋まで唇を移動させ宛がいながら見つめる。



「パウリーさん、いやですか…?私とこういうことするの」

「…いやってわけじゃねぇんだが、ヒロインのその格好…」

「くすくす、本当はこれも脱いでしまいたいんです」


言いながら妖艶に笑いブラのストラップに手を掛ける。


視界の隅でそんな私の姿を確認したパウリーさんの頬は更にかぁと赤くなった。


「待、て…まだ脱ぐな、」

「でも…」


逞しいからだに腕を回せばパウリーさんは大きな手で顔を覆った。


かわいい。



「…だって、パウリーさんのここだって、」

「…!!ヒロイン…!やめ、…っ」

「ふふ、もうこんなにおっきい…ここが一番素直なんですか?」


回していた手を、腰をなぞりながら前まで持ってきて。


衣服の下でこれでもかと言うほどに大きくなっているパウリーさんの欲望に服の上から触れる。


照れていたってパウリーさんもちゃんと私のからだで興奮してくれていることが嬉しくて。


これだけでも私の下腹部にも熱が集中することが分かる。


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