うさ高緑





「お前、昔『耳が癒着する』とか抜かしていたが、あれは真っ赤な嘘だろう。片っ端から文献を漁ってみたがそんなことどこにも書かれていなかったのだよ」

「ぶっふぉwwwつか何www本気でくっつくとか信じちゃってたわけ!?w可愛すぎんだろピュアすぎんだろ天使www」

「なっ…!俺は毎日耳がくっついてしまうかもしれない恐怖にお前が噛まない時は櫛でしっかりとかしていたというのに…!お前というやつは…!」

「ちょwwwなんなのちび真ちゃん小動物なのwwwあww小動物だったわwwwwクッソwww」

「笑い事ではないのだよ。全く人騒がせな…」

「あー…いやー笑った笑った久しぶりに笑い過ぎで涙出たわ。でもさあ、おかげさまで超開発されてんじゃん?真ちゃんのココ」

(耳をさわる)

「…っ、やめるのだよ…!」

「やめていーの?好きっしょ?耳」

「……べ、べつに…」

「…嘘つきにはおしおき、ね?」



(実にすみません)



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BLコンテスト・グランプリ作品
「見えない臓器の名前は」
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