頭に浮かんだフレーズをつらつら。
小説の切れ端だったり。
完全に自分用メモ。
完成されるかもしれないし、されないかもしれない。
勝手に増減します。
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iron maiden ( 07.06 )
足元に纏わりつく荊を薙ぎ払う。
錆びついた剣を取って。
紅の滲んだ肌も
裂けたぼろぼろのドレスも
わたしにはよく似合ってる。
目の前を覆う荊の隙間から見える、真っ白なお城。
もうすぐ、貴方に辿りついてみせるから。
(待って、いてね)
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無題 ( 09.28 )
俯いた前髪の隙間からこぼれ落ちる雫を見て咄嗟に口を開いたけれど、そこからはひとつとして音を紡ぐことは出来なかった。
ああ、おれはまだ君の名前も知らないんだ。
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月山? ( 08.08 )
『本当にお前は、僕がいなきゃ駄目な奴だな』
『お前には僕が必要だろ?』
自尊心を満たし、優越感を得る為に向ける言葉は、そっくりそのまま月島自身に返ってくる。
その実、彼がいなくては駄目で彼が必要なのは、月島とて同じで。
月島には、山口が必要だった。
たとえそれを、月島本人が認めることをしなくとも。
≫続きが浮かばない。
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ライブ ( 06.27 )
星明かりの雨が降る
ああ 今日が最後の夜だ
誰もいないステージの上
「ありがとう」と「さよなら」告げる
歌声に交ざる小さな足音
僕の声が聞こえたんだね
今 君と僕が出会えたこの時を
運命と呼んでいいだろう?
見ず知らずの僕の歌で
泣いてくれるのか
月明かりのライトを浴びて
ああ これが最後の曲だ
ふたりきりの野外ステージ
「泣かないで」と「ごめんね」歌う
旋律を紡ぐ古びた六弦
今日まで共に歩いてきた
ねえ 僕のすべてを君に捧ぐから
願いを聞いてはくれないか?
君にこの魂を
貰ってほしいんだ
今 君と僕が出会えたこの夜を
運命と呼んでいいだろう?
ああ 時間が来たよこれでお別れだ
この夜のことはどうか
忘れてほしいんだ
もう二度と会うことのない
君にさよなら
≫歌詞っぽいなにか。
アコギで弾くバラード的なイマゲ。
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無題 ( 06.03 )
生きてる間はきっとずっといろんなこと葛藤してんでしょう?
何を選んだって何かしら後悔してんの
可能性なんてあるようでないでしょう?
いつだって理想は我が儘なもんだろ
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無題 ( 05.11 )
作り物の言葉なんて
きっとすぐに消えちゃうから
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無題 ( 05.04 )
ねえ その 怖いくらいに美しい雑音で
胸の中をめちゃめちゃに掻き乱してくれよ
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猟犬と少年 ( 11.14 )
自分を追い詰めるように刃を振るい続ける彼女。
「強くなければまた、棄てられる」
白い肢体に散る銃創を見たのはいつのことだったか。
かつての主君に付けられた傷は目に見えるものだけではなかったのだろう、彼女はいつだってその感情を窺わせない。
首輪が欲しいと彼女は云う。
「だってわたしは狗だから」
彼女が望むものを僕はまだ与えてやれそうにない。
両の手に馴染む黒い小銃を彼女の身体が恐れる限り。
≫脳内夢小説の設定凝縮文的なもの。
完全に自己満足。
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無題 ( 09.04 )
君を愛しているかって?
とんでもない。
愛してなんかないよ。
そんな、安っぽい気持ちで片付けられるものじゃないからさ。
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無題 ( 08.10 )
ほんの少しの距離をあけて
隣に居させてくれませんか
(そうして、君を愛する夢をみる)
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