└黒騎士事件の際に訪れたのどかな村。村の中心部には巨大な桜の木が佇む。タクトの生まれ故郷でもある。
シュタイン湖で黒騎士に会いに行く前にこの村を訪れ、装備を万全にして戦いを挑んだ冒険者もいるのではないだろうか。

└ベクセリア町長の娘でルーフィンの妻。
「きゃっ、妻ですって照れるぅ〜！」……と、少しでも“ルーフィンの妻”であることを匂わすと全力で恥じらう。元気で朗らか、年頃の女の子らしくきゃぴきゃぴしている新妻。
ベクセリアの病魔に蝕まれ、若くしてこの世を去ってしまう。一度は成仏したはずなのだが、どうやってか再びこの世へ舞い戻り、幽霊となってルーフィンを見守っていたりする。

└アイク(ナレーション)率いる舞台を用意する裏方の人達。この人達がいなければ舞台が成り立たないほどの重要なポジションである。しかし、その存在が表に出てくることはない。あくまで舞台を支えることを使命としているからである。裏方の存在なくして舞台は成り立たない――それは、私達が知らず知らずいろんな人に支えられて生きていることにも似ている。裏方の人達は、今日も皆の為に陰ながら舞台を支えているのだろうか。そう思わざるを得ない、ある日曜日の早朝のことであった。
アイク「素敵帽子戦隊テンケイジャーは日曜の朝7時半から！ 絶対に見てくれよなっ☆」
……という番宣のオチ。