支援C

リタ「あれ、キルハさんだ。こんにちは〜、今日も暑いですね」


キルハ「やぁリタ、よく俺に気付いてくれたね、ありがとう」


リタ「えっ、えっと、どういたしまして……? 見かけただけでお礼言われたの初めてですよ……」


キルハ「ははは、知り合いに会うときは大抵俺から声をかけることが多いからさ。存在感が薄いって考えものだよね。それより、こんなところで会うなんて思わなかったよ。君も期間限定・ドキッ!夏の恋はスリリングな魅惑の味☆パルプンテソフトを食べに来たのかい?」


リタ「えっ……な、何ですかそれ?」


キルハ「なんだ違うのか、今若者を中心に人気のソフトクリームだってさ。何が入っているかは食べてからのお楽しみらしいよ」


リタ「へぇ、それは知らなかったです。でも少し意外です、キルハさんって流行とかあまり気にしない方だと思ってたので」


キルハ「あはは違うよ、俺もユランに聞いて知ったから。で、ユランが食べたいからって俺の分まで注文しに行っちゃったんだよね。俺はこの暑さの中、行列に並んだりしたら倒れるから日陰にいろって言われちゃって、ここで大人しく待ってるわけさ」


リタ「そういうことでしたか。確かにユランはそういうの好きそうですよね」


キルハ「そうそう、好奇心は人一倍旺盛だから……。巻き込まれる俺達の身にもなって欲しいんだけど」


リタ「でも、ユランの周りって笑いが絶えないから、一緒にいると楽しいんですよね」


キルハ「うん、そうじゃなきゃパーティに加わろうなんて思わなかったかもしれないし。でもそれって、リタも同じなんじゃないかな」


リタ「え?」


キルハ「パーティのリーダーってどこか人を引きつけるものを持ってる気がするからさ。だから、ユランもそうだけど、君のところにも仲間があれだけ集まってるんだと思うよ」


リタ「えっと……あ、ありがとうございます。キルハさんにそう言っていただけるなんて、少しビックリしましたけど……その、嬉しいです」


キルハ「はは、急にそんなこと言われても困るよね、ごめんね」


リタ「いえ、そんな……あっ! すみません、これからアルと会う約束してるのでもう行きますね。後でパルプンテソフトの感想聞かせてくださいね〜!」


キルハ「アルティナと待ち合わせ、か。なるほど、デートってことかな。髪型や服もいつもより気合入ってたし、カレンが頑張ったんだろうな。やっぱりどこのパーティもリーダーって愛されてるよね」


(リタとキルハの支援レベルがCに上がった!)


―――――
あんまり支援会話していない同士で組んでみようと思いまして。ソフトクリームの名前考えるのとそれをキルハに言わせるのが楽しかったです(笑)

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