支援B
アイク「あー、この前は訳のわからん誤魔化し方しちまったぜ……。これからのこと考えると、俺が天使だってこと、ちゃんと言うべきなんだろうけどなぁ。この前は絶好のチャンスだったっつーのに……どのタイミングで言うか迷ってたら変にうやむやにしちまったじゃねーか俺のバカ！」
アイーシャ「どうかしたんですかアイク」
アイク「うわっとぉ?! ……何だアイーシャか、ビックリした……」
アイーシャ「す、すみません。何やら悩んでいるようなので気になってしまって……迷惑、でしたか？」
アイク「んなことねーよ。こっちこそ驚かしちまって悪かったな」
アイーシャ「いえ、そんな……あ、あの！ ……私、アイクに謝りたいことがあるんです」
アイク「謝りたいこと？」
アイーシャ「この前、私が出身地を聞いた時、とても言いにくそうにしていたでしょう。出身を聞かれるのが嫌な人もいるのだと、気付けなくって……だからアイクも嫌だったんじゃないかと思ったんです。ごめんなさい」
アイク「はっ?! いやいや、あれはアイーシャのせいじゃねーよ！ つーか別に嫌だったんじゃなくて、俺バカだし説明が難しかっただけなんだ。俺こそ悪かったな、ごめんごめん」
アイーシャ「……アイクは優しいですね。ありがとうございます」
アイク「……優しい、か？ 俺が？」
アイーシャ「はい。私、アイクにお世話になりっぱなしですし……力になれることがあったら何でもやりますから、その時は遠慮なく言ってくださいね」
アイク「…………」
アイーシャ「アイク？」
アイク「あ、いや……悪ぃな、そんな風に言われたの初めてだったから少しビックリしたっつーか……俺、基本的にやりたいことやってるだけだしさ、そんなに気にしなくても良いぞ？」
アイーシャ「それは無理です」
アイク「思いの外バッサリと言い切ったな！」
アイーシャ「だって、私の願いを聞いてくれた人はアイクだけですから。多分、私だけじゃなくて、皆さんアイクには感謝しているんですよ。だから三人とも、ここまで旅についてきたのではありませんか」
アイク「……いやいや、そんな大袈裟だって。そー言ってもらえるのは嬉しいんだけどさ、俺はそんな大したことしてねーし。つーか、みんな俺が強引に連れてきちまったようなもんだし」
アイーシャ「アイク？」
アイク「だから、えーと、何て言うかなぁ……」
アイーシャ「……アイク、もしかして照れているんですか？」
アイク「くっ、悪いか！ 俺は褒められることなんか滅多にないんだよ！ ちょっ、オイこっち見んな！」
アイーシャ「ふふ、アイクにもかわいいところがあるんですね」
アイク「うるせー！」
(アイクとアイーシャの支援レベルがBになった！)
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あれです、覚醒のルフレが言ってた「バカな子ほどかわいい」ってヤツです←