「あれ、冬島さん。大丈夫です?」
「おー……さあら、大丈夫に見えるか?」
「見えません」
「だよなぁ……うえっきもちわりい……」
「毎回大変ですねー船酔い」
「おー……ちょっと、さあら俺に水を……買ってきてくれ」
「しょうがないですねぇ」
「財布、尻のポケットだ」
「それセクハラだと思う」
「まじか」
「うそです、買ってきますねぇ」
「悪ぃ、お前も好きなの買ってきていいぞ」
「ごちでーす」
「さあら、お前はいい女子高生だな……」
「今度こそセクハラでーす」

14(冬島さん)


/ 表紙 /




×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -