裏な津軽サイケ | ナノ


※裏注意


気持ち良いことをしよう、
津軽は確かそういっていた。
いざやと静雄もやっている事だとそういっていた。

気持ちいい事をするのは身体にいい事なんだって。
気持ちがふわふわするって、津軽が言ってた。
津軽は俺と気持ちいい事がしたいんだって。
気持ちいい事ができたら、つがるは幸せになれるんだって。

いいよって言ったら、津軽がほわほわした顔で笑った。





「つがる、」

津軽は優しく俺をベッドまで運んで、鼻がつくぐらい近くに顔を近づけてきた。

「ひぅ、ん」

津軽の柔らかい唇が、俺の唇にひっついて、舌が唇をわってはいってきた。
びっくりして肩を震わすと、津軽の綺麗な瞳が俺をみる。
心臓が痛い。どくどくいってる。俺、死んじゃうの?
津軽が俺の名前を呼ぶと身体が熱くなって、苦しい。
ぎゅっと津軽を抱き締めると、心配そうに津軽が抱き締め返してくる。

「…大丈夫、か?」
「だい、じょうぶ!」

元気よく言うと、津軽が笑う。
津軽の手が下に伸び、カチャカチャとベルトを外していって、こてんとベッドに倒された。
同時に下着を脱がされ、下部が露になって、ふるりと震えた。

「つが、ぁ…あアっ!」

躊躇いもなく津軽は俺のを口に含んで、感じた事の無い熱さに変な声がでる。

「うぁ、つが、あ…!」

舌を使ってじゅぶじゅぶと卑猥な水音を立てて責めてくる。
津軽のふわふわの金髪を握る。痛いかもしれない、ごめんね、津軽。
でもね、気持ちいいの。気持ちよくておかしくなりそう。
手と口で扱きながら津軽は先端を舌で軽く抉り、全身が痺れるような感覚に襲われる。

「あ、あっ、つがる、何かっ何か、クる…よ!」
「…ああ、」
「や、やだやだっ!出ちゃ、津軽っ」
「大丈夫だ、出していい、サイケ」
「やっ…だぁア、っあああ!」

ビクンッと身体が痙攣して、津軽のあたまを抱き抱えてしまう。津軽は俺のをくわえたまま、出てしまったものを飲み込んでいた。

「つ、つが、る…?」

こくん、と喉がなって津軽があたまを上げる。
顔が熱い。だって、今。

「いっぱい出たな」
「…〜っ飲んじゃだめ!」

近づけてくる顔をぐーっと押し返す。顔をそむけると津軽は悲しそうな声で俺のなまえを呼ぶ。津軽はずるい。

「…嫌だったか」
「違う、けど、」

俺がつがるを拒絶する訳ないのに。
ぎゅっと袴の裾をにぎって視線だけを津軽にむける。

「…津軽の、ばか」

それを合図にするように津軽はまたキスをくれた。






「ひぅ、ん〜…!」

ぐちぐちと2本の指を俺のそこに挿入して、津軽は何度も何度もかき回した。ほぐさないといけないって津軽が言う。擦れてすごく気持ちいい場所を津軽はわざと何度もこすってきて、またイってしまった。
悲しい訳じゃないのに、ぽろぽろ涙がでてきて、うるさい口を手で塞いだら津軽は声をおさえないでって言う。
もうお尻なんて、さわんないで欲しいけど気持ちいいから触って欲しい。わかんない。気持ちいいんだもん。
何度もイッたのに俺のはお腹にくっつくぐらい勃ち上がってて、すごく、恥ずかしい。

「もう、いいか?」
「うん、津軽、いれて…」

太股の裏を持って、足を持ち上げる。
ひたりと秘部に津軽のそれがあてがわれ、びくりと肩がゆれる。熱い、津軽の、

「あぁ、ぁ、おっき、ぃ」

ぐ、ぐ、ぐ、と津軽の熱いそれが入ってくる。おっきい、中が広がっていくのがわかる。
津軽が前のめりになって、荒い息がかかる。
津軽も顔が赤くて、どくどくと津軽のそれが脈うつのがわかる。津軽も気持ちいいの?

「津軽、…きも、ち?」
「ああ、サイケの中、すごい熱い」

気持ちいいって津軽が笑って、ぐっと奥まではいった津軽のがまたおっきくなった気がした。

「動くぞ、」
「う、んっ!ぁあ、ひぅ、んっあ…!」

津軽の動きにあわせて、ぐちゅぐちゅと水音がする。恥ずかしい。熱い。気持ちいい。
引き抜かれたかと思ったら一気につきあげてくるその行為に、変なこえが止まらない。
口を塞ぎたいけど、塞ぐと津軽が嫌そうな顔、する。

「んあっ!ゃあ、あっ」
「嫌、なのか」
「いや、じゃ、あぁ、なっい、んぁあ…!」

ぎゅっとシーツを握ると津軽が重ねるように俺の手をにぎってくれた。
目の前にある津軽の顔。真っ赤だね、津軽も真っ赤。おれも、真っ赤でしょ?

「つが、ぁ、ひぅ、る」
「なん、だ。サイケ」

徐々に徐々に激しくなっていく津軽の動きに、あたまを振ると伸びるコードが揺れる。


「津軽、す、き…!」


手を伸ばしてぎゅっと津軽を抱き締める。するとまた津軽のはおっきくなった。苦しい。熱い。
抱き抱えられるような体位で下からずんずんと津軽はついてくる。ダメ。また、

「つが、やらっ…激し、つがる、ぅあ、ああっ」
「サイ、ケっ、俺も、」
「ダメ、だめだめっ、あっきもち、い―…っ!!」

ぎゅーっと背中に回した腕にちからを込めて、つがるの着物を握ってしまう。あ、シワになっちゃう!でもダメ、もうだめなの。
荒いつがるの息が耳にかかりゾクゾクとした感覚が身体をかけめぐる。
俺のすきな津軽の声。綺麗な、耳に響く低いこえで俺の名前を呼ぶ。

サイケ、サイケ。

「サイケ、すきだ」

津軽の言葉にぐっと目を閉じてしまう。違うの。嫌じゃないの。嬉しいんだよ。

俺が津軽って呼ぶと、どんどん律動は早くなっていった。

「また、ぁあ、でる、津軽っ、やぁあ」
「ああ、今度は一緒、に…!」
「あっあっあっ、ぁあ、も、ダ、メぇ、」
「サイ、ケ―……!」
「ん、ぁああ、あああ――……っ!!」

どくんと身体がじぶんのじゃないみたいに震えて、また出してしまった。
お腹の中に熱いのを感じて、津軽もだしちゃったのがわかる。

「津軽も、いっぱい出た…?」
「…ああ、」
「きもちよかった」
「俺も、すごく気持ちよかった」
「うん!」

津軽が言ってた通り、なんだかふわふわする。
ぽすりとベッドに沈んで、津軽を見上げると、津軽のふわふわした笑顔がそこにあった。

「つがる、幸せ?」
「ああ、」

津軽が言ってた通り、幸せなんだ!嬉しい!津軽が笑った!

「サイケ、」
「なぁに、津軽!」

「好きだ」
「俺もすきっ」


またぎゅっと抱き締めると、またキスをした。何も食べてないのに、なんとなく甘い味がして、津軽はやっぱりすごいっ。


おやすみの、キスを
(おやすみって言った津軽は本当にかっこよくて、手を握ってくれたけれど一向に寝られなかった!)



(20100920)

とてもリア充ですね…!
サイケたんマジ天使!

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