拍手ログ | ナノ

2/4〜2/12までの拍手お礼文でした^^



「ねみい」

平和島静雄がベッドの中で唸った。
隣で眠る臨也を引き寄せ、抱き締める。

さすがの臨也も目が覚め、まだはっきりとは覚醒していないだろう意識の中、呟いた。


「苦しいよ、シズちゃん」


背中から抱き締められているため臨也は静雄の表情を知る事はできない。
しばらく反応がなく、本当にこの体制のまま寝てしまったのかと少し焦る。

シズちゃんのばーか、アホ、単細胞喧嘩人形、似非バーテンダー…色々と静雄の悪口を吐き続け、ついに静雄は(起きていたか定かではないが)口を開いた。


「…このまま抱き締め殺してやろうか」
「うわー、シズちゃん悪趣味…」
「手前にだけは言われたくねえ」


静雄は頭を臨也の肩に埋めたかと思うと、臨也の首筋に舌を這わせ始めた。


「ちょ、何、」

くすぐったさと、恥じらいが混じり合い、高まっていく体温。

(あぁもう、するなら)

「シズちゃん、――…ちゃんとキス、して」


頭を横に向けると、答えるかのように静雄も頭を上げた。


ぬくもりに抱かれ、

キスを


(君で満たされたい、)



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