その他CP | ナノ


※裏(R18)注意







ピピピ、と携帯が鳴ってその作業は中断された。

「……いいのか?」

携帯の持ち主、臨也はその携帯をちらりと見るが手に取るわけでもなく、再度相手の方を向いて微笑む。

「いいんですよ。助手からのメールですし、出たところで愚痴を言われるのがオチですから」
「助手は大切にしろよ」

四木はククッと笑って、臨也に口付けた。

「そうですね。あんなに良く働いてくれる助手、そう居ないかもしれませ…んぁっ!」

向き合うように四木の上に股がる臨也は酷く淫らだった。
四木が軽く腰を掴むだけで甘い声を漏らし、下から突き上げれば女のような嬌声が止む事は無い。
栗栖会の四木と情報屋の臨也がこのような――所謂セフレと呼ばれる関係になったのは臨也が高校を卒業してすぐの事だった。
手を組めば色々楽だとふんだ臨也と、その情報屋としての実力を見込んだ四木との間に生まれた、なんとなくな関係だった。

ピピピ、と再度携帯がなる。
今度は四木がちらりと携帯を見るが、臨也は相変わらず興味はないようだ。
そんな臨也に「いいのか」と同じ質問を投げ掛けるが、答えもまた同じ。

「そんな事よりシましょう?四木さん」

臨也が艶やかに微笑み、四木の首筋辺りに赤い花弁を散らす。
四木はチリッとした痛みに目を細め、臨也の頭に手を絡めると臨也も答えるように口付けを落とす。
今度は軽いものではなく、舌を入れ口の中を丹念に犯した。

「誘い文句がまだまだだな」
「……結構落ちる人多いんですよ?今の、ぅあ、あっ!」

下からガツガツ突き上げると結合部からぐじゅぐじゅと卑猥な音が部屋を満たし、臨也の嬌声が響く。
自分の体重により、深部にまで四木を受け入れている臨也の中は、一度突き上げられる度に目の前に火花が散った。

「んぁっ!あぁ、あ!」

臨也も四木の突き上げに合わせ腰を揺らし、イイところに当たるように自ら誘導する。

「ここ、か」
「ぅあっ!あぁっそこ!そこぉ…あっ!」
「前は自分で、しろ…」

腰を掴んで激しく突き上げる。
臨也も自身を扱き始め、下から見る臨也の格好は実に淫ら極まりない。

「ぁああっ!四木さ、しき…」
「イクぞ」

ラストスパートと謂わんばかりに四木は臨也を突き上げ、臨也は叫び声に近い嬌声を上げる。

「ひゃあ!あっはげし、はげしぃ!あっ!んぁああ!」

臨也が弓なりにしなると同時に白濁を吐き出し、四木もまた臨也の中に吐き出した。
ハァハァと苦しそうに息をはき、

また携帯が、鳴った。


ディスプレイには「シズちゃん」と表示されており、臨也は目を細めた。


君に溺れる

(告白でもなんでも、すればいいだろう?)
(………何を、言ってるんですか)
(さぁ、何だろうな)






(20100509)

もうみんな誰?状態\(^o^)/
耐えきれなくなったら消しにきます^^^^

四木臨は大人な関係で、大人な雰囲気を出したかったのみ全くだめだった(^O^)
軽くシズイザな感じも入れたが……うぅ……orz



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -