ちょこは結局


会話文のみ




ある日のこと
プリンス達の教室では


「音くん!ちょっとバレンタインの練習にちょこ作ったの!食べてくれない?」

「え!マジ!?」

「はい、音くん、あーん」

「あ、あーん///」

「おーっと、手が滑りました。」

「いたっ!トキヤ!何するんだよ!」

「愁から食べさせてもらおうなんて、百年早いですよ。」

「え、なに?トキヤくんも食べたいならそう言えばいいのに。」

「いや、あの、そういう事ではなくてですね...//」

「あ、はいはーい!愁ちゃん!僕に食べさせてくださーい!」

「おわ!なっちゃん!」

「待て那月!愁が困ってるだろーが!」

「あれぇ?翔ちゃんも食べさせてもらいたいんですか?」

「なんでそうなる!?」

「あーあー、皆ちょっと落ち着いて...」

「俺はレディの口移しがいいかな」

「レン、さま...」

「やめろ神宮寺。気持ち悪いぞ。」

「フン、僻みか?聖川。そんなんじゃレディのハートはつかめないぜ?」




「俺が愁から食べさせてもらうの!」
「許しませんよ。」
「僕と翔ちゃんですよー」
「俺はいらねえよ!///」
「レディは俺をお望みさ」
「いや、俺がいいだろう」

ギヤーギャーギャー


「え、何これ、収集つかない...」

「愁?何してんだーこんなとこで!」

「あ、日向先生!」

「ん?」

「はい、あーん」

「?あーん。」



「「「「「「あああああああ!!!」」」」」」



「日向先生、おいしい?」

「ん、美味いな。お前が作ったのか?」

「うん!」

「やるな〜」



ちょこは結局
日向先生のお口のなか。







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