可愛いんだから 「道流せんぱーい」 「お、きたきた」 定例会議も終わった4時半、いつものようにダラダラと作業をこなしていたら聞きなれた可愛い声が俺を呼んだ。 「一緒に帰るんですよね?」 「そうそう。もうちょっとで終わるからここで待ってて」 俺は自分の膝をポンポンと叩く。 安形はおほっといやらしく笑い、椿ちゃんはかーっと頬を染めた。ミモリンとデージーちゃんはさっき帰った。 この子は俺の大事な彼女。 学年は1つ下で2年生の名前という。容姿は芸能人ほど可愛いとかいうわけではないが学年では結構モテるほうらしい。 なんといったって性格がいいし、笑顔がとても可愛い。 俺は1人だけを愛するっていうのはしない派だったんだけど、自分でびっくりするくらい俺は名前が好きみたいだった。 「いや…先輩。椅子に座って待たせてもらいます」 「えーなんで?ここじゃ不満かい?」 せっかく俺の膝の上を差し出したのに拒否する名前。 だから俺は手を捕まえて腰を抱いてポスンと俺の膝に座らせた。 「ちょ、先輩!は、恥ずかしい!皆いるでしょ!」 「いーのいーの。誰も見てないから」 嫌がる名前を後ろから両手でがっちり抱きしめて背中に顔をうずめる。 「おほっ、ミチル。お前盛ってんな!」 「安形と一緒にすんなよ!俺は純粋に好きなだけー」 「ちょ、やめてくださいよ!」 「あー、名前いい匂い〜!やばーい。今日うち泊ってくー?」 「い、いきなりなんですか!と、泊りませんし!///」 「あ、今変なこと考えたね!もう、ほんと可愛い!」 「ちょ、「いい加減にしてください!!!!」 可愛いすぎる名前を一層強く抱きしめてなんからぶらぶな雰囲気が漂ってきたとき、椿ちゃんの怒声が響いた。 声は怒ってるんだけど、顔はりんごみたに真っ赤だった。 「ふ、不純異性交遊は校則違反です!!!」 「つ、椿くんごめんね!今ここから下りるからっ」 そういって俺から下りようとするけど俺は離さない。 「ま、邪魔ものは退散するか」 「ちょ、会長!ま、まだ作業が!」 「いーからいーから。俺が明日ちゃちゃっと片づけてやるって!」 「む、言いましたね会長!絶対ですよ!」 「じゃーな!ミチル!ま、ほどほどにな!」 「で、では、また明日」 空気を読んでくれたのか、安形は椿ちゃんを連れて颯爽と帰って行った。 うん、安形さすが。 「んー!名前っ!」 「せんぱっ…///」 俺は握っていたボールペンを乱暴に机に置くと名前の顎を掴んでキスをした。 だんだんと深くなっていくそれに、名前は弱く俺のセーターの袖を掴む。 そんな行動がそそるんだよね! 「はっ…せんぱいっ…」 「うん?まだ足りない?」 やっと俺が唇を離すと瞑っていた目を開けて俺を見つめる。 その瞳は色っぽく濡れていて俺を更に欲情させる。 「あーもう可愛すぎるよ!」 「ちょ、先輩!ダメですっ」 俺は名前のスカートから手を忍ばせて太ももを触り、もう片一方の手でブラウスのボタンを器用にはずしていく。 「や、先輩っ、///」 「いいじゃない?久しぶりだし…ねっ??」 「う…///」 嫌嫌と小さく抵抗する名前に俺のキラースマイルでおねだりする。そうしたら名前は逆らえなくなる。 半分くらいボタンをはずしたところでブラを上にずらす。 「相変わらずおっきい胸、それに綺麗だ」 「や///見ないで…先輩…///ああっ///!!」 名前の胸に唇をつけて舐めあげる。わざと音を立ててやればそのたび名前の小さな体はぴくぴくと震える。 「下も触ってほしい?」 「あっ///」 「ねえ?どうなの??」 「///…て」 「うん?聞こえないけど…」 「あ///先輩…///さわ…て///」 「いい子」 俺は名前のスカートのサイドホックをはずして脱がす。そして可愛いピンク色の下着に手をかけて下に引き下ろそうとした。 ガラガラガラーーー… 「す、すみません!忘れも…の………を…」 「あ、つ、椿ちゃん…」 「き……、 きゃあああああああああぁぁぁぁぁああああ!!!!!!!!!!!」 ------------------ 「先輩マジでありえない!」 「ごめんって!でもノリノリだったよね?」 「だっ//誰がノリノリですか!」 「かっかっか。やっちまったな椿!」 「な、何笑ってるんですか//!会長!そもそも会長が「俺の鞄取ってこい」と言うから…//!」 「んー?言ったっけ?」 「会長ぉー!!!」 siori |