エアスケブ集

エアスケブとは・・・
春コミの幕恋島は多くの参加者さまがいて、ペーパーラリーとかやってる!行きたい!絵師さまに素敵絵をいただきたい!と悶々としていた面々が「ならツイッター上でエアでやってしまおう!」「絵だけじゃなく文もやってしまおう」と突如始まった祭り?です。
さて、この説明があってるのかどうか・・・不明ですが(笑)
いただいたものをまとめてみました。
ふふふw幸せです♪

※140文字という制限の上に成り立っていますので特に手を加えていません。
読みにくい点はご容赦ください


瀧澤さまより>>>
「あああほらほら、重い物は持っちゃいけないだろう」「小五郎さん」夫は、わたしが妊娠してから更に過保護になった。育児書は熱心に読んでいるし、食事管理も徹底してる。「…おや。既に親バカだって笑うかい?でもね。君は母親である前に、私の妻だ。守らせてくれ」

椿愛子さまより>>>
「桂さん、あのねー」「うん?」「桂さんの声すきー」「ありがとう…?」「だからね、あのね、」「何だい?」「好きって、言って!」「好きだよ」「えへへ、わたしも!」「私は愛してるけどね」「…!ずるい、そんないきなり…かっこいい…」「ありがとう、光栄だよ」

渡会さまより>>>
一糸まとわぬ君の肢体に、冷静な私の思考はかき消されてしまったのかな。堪らず君の肌に裸体を重ねて温かさを感じると、作り笑いの仮面がするりと脱げる。代わりに男の欲を君に向けて、ありえぬ本能の昂ぶりがお前を頬張る。どうか俺が制御不能に陥る前に、蘇芳、お前の身体で正気に返らせておくれ。

ひまさまより>>>
「高杉さんのお膳にこれ乗せよ」初めて作った煮物を乗せる。と、「いや。晋作にはこれをお願い出来るかい?」と桂さんが作った物と交換。「蘇芳さんの作った料理は、たとえ晋作にでも食べさせたくないからね。」やけに色っぽく笑った桂さんが後ろから私を抱きしめた。

高坂さまより>>>
「直に雨が降るよ」桂さんが言った。空は段々と灰色の雲に覆われて、本当にポツポツと降り出した。私が驚くと、彼の目尻に笑みが浮かぶ。「それくらいわからないとね」。同じくらい、私の気持ちもわかったらいいのに。恋には鈍感な人。「傘は一本しか持ってないんだ」時折触れる肩に、想いを寄せて。

智生さまより>>>
「今夜はもうおやすみ」。暗い縁側で月光が私の声だけをのせる、それ以上が伝わる筈もない、自制という名の別れの言葉。朝になればほら、晋作を挟んでまた一日が始まる。けれど。名を呼べば振り返る君が愛おしい、抱き締めずにいられないのは何故?「今夜、君を…」

七生さまより>>>
目の前を音もなく艶やかに歩く小五郎さん。後姿でもその魅力にうかされた私は急に立ち止まったその背に突っ伏した。紫黒の髪から甘やかな香り。振り向きながら私を支えて、繋いだ手。「あの…手が」「またぶつからないようにね」策士な微笑。それは口実?

AMYさまより>>>
「こんなに冷たくなるまで…」「ごめんなさい、桂さん」「違うだろう?」「あ、小五郎さん…」優しい手が冷えた私の手を包む。なんて温かいんだろう。そのまま彼の胸元に引き寄せられる。「どんなに心配したか…君なしでは僕は駄目になってしまったようだよ…」






この面々の後に載せるのは非常に気が引けますが。。。蘇芳がお送りしたエアスケブ文章版ものせてみます。
2013.3.18〜19 蘇芳



>>>らてさま宛
「寝付けないのかい?」
「はい。起こしちゃってごめんなさい」
申し訳なさいっぱいでそう答えると桂さんは微笑み、私を無言で包み込んだ。背中を優しくとんとんとされていると急激に瞼が重くなる。大好きな人の温もりと安心感。
「おやすみ。いい夢を」遠のく意識の中で声が聞こえた気がした。

>>>ひまさま宛
気まずそうに俯く小娘の手元を見れば糠床と既に味見をしたらしい漬物。無言で口に運ぶ。「やはりまだまだ浅いな。いや若いと言うべきか」私の言を聞き、小娘はますます身を小さくする。「糠床から作っているのだから仕方あるまい。私の傍にありたいと願うのであれば納得がいくまで精進するんだな」

>>>ひまさま宛2
「小娘、顔をあげろ。煽ったのはお前だ」そんなつもりではないと騒ぐ小娘を壁際までおいつめ、顎に手をかけた。怯えと期待をはらんだ瞳がまっすぐに私を見返してくる。自然とこみ上げてくる笑みが口の端にもれるのを感じる。「さぁ、お前は私に何を望む?」

>>>halさま宛
「あ、こごろ「違うでしょ?」「あ…。はい、お姉様」そう返事をすると隣に立つ美女は満足そうに微笑を浮かべた。「さ、櫛でも見に行きましょうか。それとも甘味がいいかしら?今日はお望みのままに…ね」私は目の前に差し伸べられる、戸外では握る事の出来ない白い手をきゅっと握り返した。

>>>七生さま宛
「今日は風が強いのう」ふわふわの髪を押さえつつも、太陽の様な笑顔の彼に眩しさを感じていた。
「いかん!」突如として響く声。腕を引かれると同時にその大きな体に包み込まれた。
唸る風の音、そして巻き上げられた砂塵が当たる音。

「…大丈夫じゃったか?おんしが痛い思いをせんでよかった」

>>>渡会さま宛
強い南風が吹きつけたかと思うと次の瞬間俺と早智は桜吹雪に包まれた。「キレイ…」目を細め、花弁に手を差し出す早智の姿が映る。
「え、何?」
驚きの声をあげる早智をみると俺は差し出されていた手を掴んでいた。我に返った俺は再度ぐっとその手を掴んだ。

お前が消えてしまいそうだったんだ…

>>>AMYさま宛
突如連れ出された草原で着物が汚れるのも構わず二人して寝転んだ。背中を柔らかな草が擽る。私達は雲ひとつない青空を見上げ、どちらからともなく手を繋いだ。その手からは私よりも少しだけ高い体温が伝わってくる。「幸せ…だな」「そう…だね…」「好きだぞ」「私も大好き」

>>>ひまさま宛3
「動かないで」白くしなやかな手が近付く。急速に早くなる鼓動を隠し、その状況を耐えると「はい、お仕舞い」と差し出された指先には薄桃に色づいた桜の花弁が一枚。心に広がる残念感とは対照的に笑顔の桂さん。
この人はいつになったら私の気持ちに気付いてくれるの…




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