気づけるっスよ。(黄黒)


※黄黒ちゃん。



黒子は部活を終え帰宅しようと、校門へ向かう。すると校門に凄い数の人だかりが見えた。女の子しかいないその人だかりの中心にいる人物に一人しか黒子は心当たりがない。
「あっ、黒子っち!待ってたんスよー!」
「黄瀬くん。またずいぶんと凄い女の子の数ですね。」
黒子が思った通りの人物、黄瀬が駆け寄って来る。結構な数の女の子の相手をしていて、人一倍影の薄いことで定評がある自分によく気付くことが出来るよなぁといつも黒子は思う。
「モテる男はツラいっス。」
「今、全国の男子の大半を敵に回しましたよ。」
「それもツラいっスね…。そんなことより黒子っち、一緒に帰ろ?」
「仕方ないですね。いいですよ。」
黒子が誘いに承諾するや黄瀬は直ぐ様、女の子達にお詫びの言葉をかけ、一緒に誠凛を後にする。

「黄瀬くん。」
「なぁに?黒子っち。」
「いつも僕を待っている間、君はたくさんの女の子の相手をしているのに、影の薄い僕によく気づけますね。」
しばらく進んだところで黒子が先ほど思ったことを聞いてみる。黄瀬はなぜか嬉しそうに笑って黒子の質問に答えた。
「そりゃあ、俺は黒子っちが大好きだから、どんな状況だろうとすぐ気付けるっスよ。なんて言うのかな、俺の中の黒子っちセンサーがビビッと反応するんス。」
「きもい。」
「酷っ!!」
黒子の辛辣すぎる言葉に若干凹みながら、今度は黄瀬が黒子に同じ質問をする。
「…ねぇ、黒子っちはどんな状況でも俺に気づいてくれる?」
「そうですね、それだけ目立つ顔と存在感であれば。」
欲しかった言葉と違かったのか黄瀬は“そうスか…。”と言ってシュンと肩を落とす。そんな黄瀬を見て黒子は慌てて本当のことを言う。
「でっでも、僕もその…黄瀬くんのことが好きですから、気づける自信あります…。」
真っ赤になりながら答える黒子を見て、嬉しくなった黄瀬は満面の笑みで黒子を抱きしめて言う。
「黒子っち、大好き!」
しかし、“ここ道端ですよ。調子に乗らないでください。”と黒子からの容赦ない顔面イグナイト喰らい、甘い展開は一瞬で終わりを告げるのだった。



…━━★°+.…━*☆
あ、会話文じゃない黄黒ちゃんの駄文ってこれが初めてだ。黒バスのページ作って早3ヶ月、ようやくですね。
黄瀬くんって本当に黒子っちセンサーがついてるんじゃないかと本気で思います。


(2013.02.27)

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