コーヒーのように苦い。(黄→黒+キセキ)


※黄瀬→黒子+キセキ
帝光中時代、部活の休憩中みたいな。
会話文です。



「黄瀬くん。」
「なんスか、黒子っち?vV」
「これ…あげます。」
「缶コーヒー、俺にくれるの?」
「はい。黄瀬くん最近、練習頑張っているのでご褒美です。練習の後にでも飲んで下さい。」
「黒子っち…!ありがとうっス!大好き!」
「どういたしまして。じゃあ、僕は戻ります。」
「うん。(大好きは思いっきりスルーっスか…黒子っち…。でも、黒子っちから何か貰えるなんて超嬉しいっス!)」
「おい、黄瀬ェ。」
「なんスか、青峰っち?」
「そのコーヒー、さっきテツがボタン押し間違って買ってたヤツだぞ。テツ、コーヒー飲めねぇから押し付けられたな。」
「なんスか!?その知らないほうがいい残念なお知らせ!!さっきまでの俺のトキメキ返して欲しいっス!」
「テツからコーヒー貰って喜んでるツラが、なんかイラッとしたんだよ。」
「酷っ!緑間っちー、ちょっと今の聞いてたっスか!?青峰っちが酷いんスよー!」
「煩い!黙るのだよ、黄瀬。」
「緑間っちも酷いっスー!」
「黄瀬ちん、超可哀想。」
「紫原っち、そんな憐れみに満ちた目で見ないで欲しいっス!」
「いや、見るしかないでしょ。普通。」
「みんな酷いっス!」
「涼太!さっきから騒がしいぞ!」
「すんませんっス!キャプテン!(赤司っちには怒られた…。)」
「どんまい、きーちゃん。」
「桃っち…。さっきまでのトキメキで甘かった気持ちが、今はコーヒーのように苦いっス…。」




…━━★°+.…━*☆
一部始終を見ていた桃井さん。テツくんからご褒美を貰ったきーちゃんは許せないけど、さすがに可哀想になった。
キセキ全員出したかったんですよ。無理矢理全員出しました。
可哀想な黄瀬くんが大好きです。

(2013.01.14)

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