ライバル!!(銀土沖→新)


※新八総受け
銀時・土方・沖田→新八



「ちょ、俺の視界に入らないでくれる?お二人さん。」
「んだと、ゴルァ!!」
「旦那ァ、それはあんまりですぜィ。」
「ちょっと!こんな往来で喧嘩なんか始めないで下さいよ!」
「「「眼鏡は黙ってろ!!」」」


銀時と新八は買い物帰りに真選組の土方と沖田に偶々会った。律義な新八が真選組の二人に挨拶をしたあと、銀時と土方と沖田は喧嘩を始めてしまった。もうすぐ4人が出会ってから10分が経過する。
三人に黙ってろって言われたからちょっと離れた所から黙って見てるけど…、さすがにイライラしてきたぞ。僕、早く帰って夕飯の支度したいんだけどなぁ…。
て言うか、なんでこの三人はいつもこうなの?もっと仲良くすればいいのにさ。大体、こんな往来の真ん中で喧嘩なんてさ、周りの人の迷惑だよ。僕も帰れないし、本当に迷惑!だぁぁあ、なんか考えてたら余計に頭来た!


「大体よー。お前ら俺より歳下でニコチンマヨネーズ野郎とドS野郎のくせに生意気なんだよ!もっと歳上を敬え!そして、新八に近づくな、マヨラーとドSが移ると困るから!」
「移る訳ねぇだろ!つーか、テメェみてぇな糖尿野郎なんざ誰が敬うか!」
「そうですぜ。旦那こそ新八くんに近寄らないでくだせィ。糖尿と天パが移っちまう。」
「移らねぇ「オメェらいい加減にしろォォォオ!!」
「「「し、新八…?」」」


いい加減に頭に来た新八は三人に向かって怒鳴った。何時までやってんだ、こっちは早く帰りてぇんだよ。
「ちょっとオメェら、そこに座れ!早く!!」
「「「は、はいっ!!」」」
三人はかなり驚いた様子で新八を見ていたが、本気でキレた彼の姉の顔に似た恐ろしい剣幕に怯えて素直に地面に正座する。コレはかなりヤバい。
「アンタら顔を合わせるなりすぐ往来のど真ん中で喧嘩おっ始めやがって、少しは周りの人の事も考えろよな!みんな気まずくて通りにくそうだろうが!て言うか、待たされてるこっちの身になってみろ!大体、なんでアンタらはいつも顔を合わせるとすぐ喧嘩になるんですか!?なんで、もっと仲良く出来ないんですか!?」
「「「ゴメンナサイ。」」」
自分より歳上の男三人に説教を始める新八。もうこうなったら、三人は素直に謝るしかなかった。
「じゃあ、これから仲良く出来ますか?」
「そ、それは…」
「ちょっと…」
「自信ないでさァ…。」
そればっかりは新八に言われても正直出来ない。元々、馬が合わないのと、三人は新八に想いを寄せているライバル同士だからだ。なので三人は言葉を濁す。
「僕、仲良く出来ない人達なんて嫌いです!先に帰ります!」
三人の言葉を聞いた新八は益々怒って帰ろうとする。もうコイツらなんて知るか!
「待て新八!」
「仲良くする!俺達仲良くするから!」
「嫌いにならないでくだせェ!」
帰ろうとする新八に必死に三人は叫ぶ。この子に嫌われたら俺達は終りだ。
「さぁどうだか!」
「「「ちょ、待て!新八ィィィイ!!」」」
日頃の行いが祟って新八は三人の言葉を信用しようとしない。まぁ当然の結果だ。
本気で怒った子供にすがり付く情けない大人の男三人の声がかぶき町に響く。かぶき町は今日も平和です。



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情けない攻め三人が書きたかったんですけど、何とも残念な文が書き上がりました。
因みに私の中で銀さんは28歳、土方さんは26歳です。

(2012.05.01)

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