寝ろよ!!(文食満)


※文次郎×食満。



所属する会計委員会の仕事を潮江文次郎は徹夜4日目の夜にして漸く片付けた。正直、眠気と疲労感でいっぱいだったが、その足は自室ではなく、恋人の食満留三郎の部屋へと無意識に向かう。留三郎の部屋へ入ると彼はまだ起きていて、机で予習をしていた。
「うっわ、ひっでぇ顔。今回は何日寝てないんだよ?」
「…4日。」
「頑張るのはいいけど、無理しないで少しは仮眠とれよな。」
「それは出来ねぇ相談だな。」
留三郎は部屋に入ってきた文次郎のいつも以上に濃い隈の顔を見て少し驚いた。文次郎が何日も徹夜をするのはもう珍しいことでもないし、注意しても聞かないことはわかっているが、留三郎は心配して忠告する。そして、予想通りの返答が返ってきて呆れた。
「ったく…。」
「伊作は?」
「いい薬の調合の方法が思い付いたから医務室で徹夜するって言ってた。」
「ふーん。じゃあ、今夜は帰って来ねぇな。」
「て言うかお前、仕事終わったんだろ?なんで俺の部屋来んだよ。自分の部屋に帰って寝ろ!!」
自分と同室の善法寺伊作の所在を確認してきた文次郎の思惑を悟り、留三郎は嫌な予感がして彼を自室へ帰そうとする。が、文次郎は帰る気配がない。
「4日も顔合わせてなかったんだぜ?恋人の顔が見たくなるのは当たり前だろ?」
「ってぇ!!いきなり押し倒すんじゃねぇよ。…んッ。」
留三郎の気持ちとは裏腹に、文次郎はニタァと笑って、留三郎を床に押し倒す。そして、抵抗して抗議する留三郎を無理矢理口付けで黙らせる。
「…ッはぁ。なにしてんだよ、テメェは!!疲れてんだから寝ろよ!!」
「いや、ここまできたら寝れねぇだろ。つーか、もう今夜は寝かせねぇよ?こっちは4日徹夜してストレスたまってんだ、発散させろ。」
「お前、ホントサイテーな。」
「なんとでも言え。」
文次郎はまたニタァと笑うと留三郎に噛み付くようなキスをした。留三郎はもうこうなったら駄目だとあきらめて大人しく文次郎に身を委ねた。




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半年ぶりの忍たま駄文で自分で驚愕しました。申し訳ない。しかも、食満受けの本命CPなのに、初の文食満駄文なことにも自分で驚愕しました。それから、私のわりに色っぽい内容になったことにも自分で驚愕しました。私、こういうのも書けるんだ…!

今度はこんな暗くて殺伐としたやつじゃなくて、もっと明るくて可愛い感じの文食満が書きたいなぁなんて思います。


(2013.04.07)


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