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▽世界観

どこか歪んだ世界。たくさんの種族が生きていて、地域によって差別があったり何もなかったりいろいろする。そこに生きている人たちも、どんな種族がいるのかそんなに知らなかったりする。

音は記憶(心)の塊。
それぞれの音を手に入れることで、自分の記憶を手に入れる。

精霊が七つの感情を入れるそれぞれの器を世に放つ。それが出来事にふれ、それを人は取り込んで(ゲームで言うセーブみたいな。自分にもそれぞれ器があるから)、感情をつくる。
死んだら、誰しもがもっている心を入れる器を世界に放出する。

人は誰しもが7つの音(感情)の器を持っている。
世界樹は空っぽの音を世界に放つ。人はそれをその時の状況によって7つのうちそれぞれの器に吸収され、音をつくる(その音の一部を操れ、なおかつそれに許可をもらっているのが、後述の音闘士らである)。
ひとつひとつの器の大きさや一度に処理できる量には個人差がある。
死んじゃうとその人の器にあった音が抜け、世界樹に取り込まれ、世界の記憶として刻まれる。
音が強すぎたり、大きすぎて、その人に入れなかったり世界樹に取り込まれることを拒むと、俗に言う生き霊や幽霊として現れる(ドリラにとってのエナトみたいな)。

器が何らかの理由(音闘士が音を使いすぎたり、自分で処理できない音を発してしまう)で壊れると、音が消える。その際自分で修復でき、何かしらの記憶を保っていると、主人公たちのように新しく物事を覚えたりしてまだまだ人間として生活できるが、修復できても何も覚えていないと器に入れる音を求めて魔物と化す。音がマイナスの状態だから、音闘士が±0に戻してあげないと消えてくれない。だからそれぞれ7つの音をぶつけて0にもどしてやる。これを魔物退治とする。
一般の人間には、魔物っていうより害獣って感じの認識なんだと思う。

七つの音↓
喜・怒・哀・楽・愛・悪(お)・欲

音の場みたいなのがあって、そこで契約して、楽器で戦うのが魔物を倒すために存在する「音闘士《サウンター(sound+fighter)》」。しかし彼らの楽器での攻撃は人には効かない。

敵は、音によってしか破壊することのできない「魔物」。
和音を操りより大きいダメージや、特殊な術を発生される音闘士を「和音士(コーター(code+fighter))」と呼ぶ。彼らは和音を使い魔法的効果を与えることができる(しかし対人には威力が半減する)。
ある程度通常攻撃で敵の動きを鎮めてから「音闘士」が止めを刺すという戦闘スタイルがよく取られる。

和音としては、
長音→光系(治癒/火/地)
短音→闇系(呪い/水/風)

音闘士になれるなれないのは素質の問題。中でも和音士になるのはほんのひとにぎりの人間のみ。そのため彼らを狙う者もいる。大抵音闘士は剣なども扱うことができる。
さらに音闘士・和音士になるには資格がいる。資格を資格なしで戦っていると厳しく処罰される。

音操れる!→とりあえずギルドに申請・許可→他のギルドも探しつつ、任務受けたり

一人で扱える音の数は考えてないけど一つ以上は確定。
楽器は音を増幅させることができる。普通に生きてる時よりも記憶はもちろんぶっ飛びやすくなる。和音士になるとそのリスクがもっと高まる。

ちなみに、音が感情を司っていると知っているのはほんのひとにぎり。
個人的にFF13っぽい雰囲気。ビルとかもあるんだけど樹林みたいなとこもあるし。 水の都もあるし。

▽勢力について

この世界の勢力は3つ。

【A(仮)】
主人公またはヒロインが初めに所属する組織。規模は小さめ。記憶を失ったものが多く、音を取り戻すために行動する者が多く所属している。他から請け負う仕事はあくまで研究資金のためのついで。彼らは何かしらの記憶を持っているが、自分がどこの誰で、何をしていた人間なのかは忘れている。
 ・ドリラ()
 ・ラル()
 ・ノース()
 ・サバト(トランペット)
 ・アンネ(クラリネット)
 ・ジーリョ(/ヒロイン)
 ・コスメーア(/主人公)
 and ソリス()/タクト()etc...

【B(仮)】
規模はそれなり。もともとAはBの中のひとつだったが、独立した。仲はよくない。ギルドの中のギルドっていうか。治安維持組織でもある。少々やり方が強引で、市民からは疎まれていることもしばしば。
 ・カトレア(アコーディオン)
 ・オルフ()
 ・アオ(ドラムス)
 ・まさきゅん(横笛)
 and なぎさ(バイオリン)

【C(仮)】
いわゆる、悪の組織。主人公・ヒロインはここで人体実験の非検体として捉えられていた。謎の多い組織。
 ・なぎさ(バイオリン)

【無所属】
 ・ソリス(精霊の防人)
 ・タクト(の、防人)
 ・とーや(ピアノ/傭兵/カトレアさんのわんこ)

▽だいたいの流れ

・コスメーア(以下メーア)がジーリョのもとに転がり込んでくる
・でもメーアは記憶を失っているため、とりあえずAに所属させて記憶を取り戻させることから始める。
・メーアがCに追われていることが発覚
(メーア/ジーリョ、記憶を取り戻す)←このへん
・Bからジーリョをよこすように言われる
・ジーリョにも何がしかの力があることが判明
・Aが主人公勢の力のやばさに気づいてこれは悪用したらあかんってなる
・メーアが無断でCの元に
・A、Bと手を組んでメーアを助けに
・ドンパチ→勝利
・力的な何かの伏線回収→終わり


▽主人公たちの力

音を自由に使うことができる。集めたり、なくしたり、それこそ好きなように。でも研究所にいた頃はその力を悪用されたら困るから、なんかの装置でそれを制限されていた。メーアはジーリョの変わり。つまりジーリョが研究所を脱走しなければメーアがこんな目に合うことも、記憶を失うこともなかった。ということで、彼は彼女を守ろうという使命感を持っている。一方メーアはジーリョのことをも忘れている。


▽悪役の動機

その人にまつわる音を集めての、死者の復活を望んでいる。





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