夏組・金久保誉 | ナノ




 夏組・金久保誉




次のターゲットは我が弓道部部長!
犬飼君達が美人と評する部長。
女の子になったらもっと美人になるんだろうなぁ。

「部長ー!お疲れ様です!」

「ふふ、お疲れ様。今日もよく練習出来た?」

「はい!これも部長のおかげです!」

「…?なんか今日はやけに気合い入ってない?この後何かあるのかな?」

「いやいやいやいやいや!別にそんなことないっすよ!なぁ夜久!?」

『へっ?う、うん!何もないよね!』

「そう?それならいいんだけど…」

「(コソッ)おいどうするよ。部長はきっとガードかてぇぞ」

「(コソッ)犬飼の言う通りだな…なんかはぐらかされそう」

『(コソッ)あ、白銀先輩なら何とかなりそうじゃない?』

「(コソッ)確かにそうですね。多分、無理矢理って感じになりそうですが」

「俺のこと呼んだー?」

『「「「「白銀先輩っ!?』」」」」

「あれ、桜士郎いつの間に来たの?てゆうか道場に勝手に入っちゃ駄目でしょ?」

「ごめんごめん。そだ!俺っち誉ちゃんに渡すものあったんだよね〜」

「渡すもの?」

「そう!これ、飴なんだけど凄く美味しかったから、誉ちゃんにも食べてもらおうと思ったんだよ」

「………」

「(コソッ)相手が白銀先輩だからかめちゃくちゃ怪しんでるな」

『(コソッ)そうだね…フォローした方が良いかな?』

「(コソッ)多分した方が良さそうです」

「…桜士郎、何か企んでる?凄く怪しいんだけど」

「いやぁ別にぃ?俺はただ純粋に誉ちゃんにもって思っただけよー」

『そうですよ部長!いくら白銀先輩でも…それにその飴私も貰いましたけど、本当に美味しかったですよ!』

「(コソッ)おっし夜久ナイス!」

「(コソッ)夜久やるじゃねえか」

「あれ、そうなの?だったら頂こうかな」

「ちょっと誉ちゃん、今のはさすがの変態も傷つくよ?…まぁいいや!はい、飴ちゃん」

「有り難う。じゃあ頂きます」

「(コソッ)部長、食べましたね」

『(コソッ)どうなるのかな…』

「ん…?桜士郎、本当に何も企んでない?この飴、なんだか微妙な味がするんだけ………っ!?」

ポンッ!

「…?今何が起きたの…?あれっ」

「こりゃヤバいな。なぁ白鳥」

「あ、あぁ…」

「部長美人過ぎます…」

『す、凄い…あ、部長!動いちゃ駄目です!』

「えっ、どうして?」

「ちょ、誉ちゃん!」

「おいおいおいおい!!!!」

「小熊!お前は見ちゃ駄目だ!お前にはまだ早い!」

「うぇ!?しし、白鳥先輩!?」

「皆本当にどうしたの?」

『部長…えっと、その…胸元が…あ、空いて……』

「えっ!?…あ、本当だ…ご、ごめんね皆」

「てゆうか誉ちゃん胸大きすぎない?そりゃ弓道着もこうなるわな」

『うぅ…羊君といい部長といい、なんで皆私より…ぐすん』

「あれ?皆さんどうしたんですか?」

「何故夜久が拗ねてるんだ?…む?あれ、部長は…」

「あ、宮地君に木ノ瀬君。僕はここにいるよ。今ちょっとアレだけど…」

「え!?部長!?なんで女性になってるんですか!?」

「えぇと…実は僕もよく分からないんだよね」

「あ、まだ説明してなかったっけか。実はだな…」




「それで部長が女になっていたのか…」

「翼の奴…また変なの作りやがって…」

「天羽君は本当に凄いね。でも何で異性の気持ちが分かる飴なんて作ったんだろう」

『ちなみにこの間幼なじみ達にも食べさせました!』

「土萌はすっげー可愛かったな。元から女子だったらありゃ相当モテるぞ」

「あ!土萌達に食べさせる前に小熊も食べたよなー」

「それは言わないでください!男としてはかなりショックなんですから…うぅ…」

「うーん…」

『部長?どうかしましたか?』

「あ、いや…その、なんかちょっと胸が苦しくて…」

『…一度は言ってみたいセリフですね』

「部長、夜久先輩傷付いてますよ。確かに部長胸大きいですけど…」

『私だってまだ成長するもん…!』

「なんかマドンナちゃんが可哀想になってきたんだけど…」

「なんだか凄く複雑な気分なんだけど…」

『…部長!今から琥春さんの所に行きましょう!制服借りられますよ!』

「えっ!?ちょ、夜久さん!?」

「夜久が部長を引っ張ってる…何だか面白い図だな」

「夜久!部長の身なりはお前に任せた!」




『只今戻りました!』

「マドンナちゃんおかえりー。遅かったね。で?誉ちゃんは?」

『えっと、実は琥春さんが女の子になった部長を偉く気に入っちゃって、しばらく手放さなかったんですよ。ですよね?部長!』

「う、うん…ね、ねえ夜久さん。さすがにこれは恥ずかしいんだけど…」

「部長ー、早く出て来てくださいよー。自分から出て来ないなら僕が無理やり連れて行きますよ」

「おし木ノ瀬行ってこい。俺が許す」

「有り難うございます。犬飼先輩。それじゃあ遠慮なく」

「本当にこれは恥ずかしいって!ちょ、木ノ瀬君!」

『部長!大丈夫ですよ。本当に綺麗ですから』

「もうー、部長!焦れったいです!」

グイッ

「ヒュー♪誉ちゃんかっわいいー♪」

「部長むちゃくちゃスタイル良いっすねー」

「すげー…髪も長くて綺麗だな…」

「僕、部長みたいな優しいお姉さんだったら欲しいです…」

「む………」

「恥ずかしい…」

「部長は夜久先輩と同じニーハイ何ですね」

『うん。正直ハイソックスでも良いかなーって思ったんだけど、ニーハイの方が可愛くて』

「くひひ〜、やっぱマドンナちゃんセンス良いよ。誉ちゃんスタイル良いし、絶対領域が…」

「桜士郎?(暗黒笑み)」

「おお…、女子になっても部長の怖さは健在だな…」

「あんなに美人なのに恐ろしい…」

「でもさっきのは白銀先輩は悪かったです…」

「まぁ確かに部長メイクとか何も手加えてないのに、そこら辺の頑張ってる女子より綺麗ですよね」

「そんなことないよ。というか、元は男なんだからそんなに嬉しくないと言うか…」

「もっと自分に自信持ってくださいよー。…よし、じゃあこの勢いで木ノ瀬!お前も飴食え!」

「えっ!?何でその流れになるんですか!?」

「別に良いじゃんかー」

「ほら!木ノ瀬君!何も悪いことはないから」

「いや有りまくりでしょ!」

『(ボソッ)梓君が食べてくれたら後で宮地君にもやるからさ、お願い!』

「(ボソッ)宮地先輩もですか…。それは面白そうですね」

「でしょでしょ〜?だから、レッツeat!」

「しょうがないですね。良いですよ」

「さすが木ノ瀬君。やっぱり僕だけ女の子って寂しいし、良かったよ」

「木ノ瀬…お前正気か?何か悪いものでも食べたんじゃないか?」

「む。ちょっと宮地先輩、失礼ですよ」

『まぁまぁ。じゃあ梓君!さっそく!』






…すみませんなかなかオチがまとまりませんでしたorz

誉先輩でした!
女体化の詳しいイメージは、髪は腰の少し上辺り。環さんよりは短いです。サラッサラです。胸はDくらいかなぁ…Eはデカすぎですかね(笑)←
スタイルめちゃ良いです。身長は173cm(確か環さんも173cm)なんで、足長くてスラッとしてます。

そして宮地は女体化した誉先輩を見て照れてます←


弓道着着たまま女体化したら、胸大きかったら前開いちゃうんじゃないかなーって思うんですけど、どうですかね?←


次は梓君!
パッツン!←



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