ナイスタイミング | ナノ




 ナイスタイミング




「あーーー…」

「どうしたんだよ、白鳥」

「今さーくしゃみ出そうで出ないんだよなー」

「あームズムズしてもどかしいよな」

「くしゃみ出そうで出ないときって、電気とか明るいものをみると良いって聞いたことありますよ」

「それ俺も聞いたことあるな。実践したことあるけど、結構効果あるぜ」

「まじでか………出ないんだけど」

「白鳥には効果なかったみたいだなー」

「うぅ…くしゃみしたいよー」

五分後。


「白鳥先輩、くしゃみどうなりました?」「そういや気にしなくなったら出なくなった!」

「まぁ、くしゃみなんてそんなモンだろ」

「そういうモンかなー」

「きっとそうですよ。あ、すいません。僕、自動販売機で飲み物買って良いですか?」

「あ、俺も買いたい!」

「俺もなんか喉乾いたな。そこにあるし買うかー」




「お二人とも何にしますか?」

「俺コ●ラにするわ。先に買うぞー」

ポチ、ピピッ(←PA●MOのかざす音)、ガコンッ

「俺こういうのなかなか決めらんないんだよなー」

「じゃあ僕先に買っちゃいますね」

ポチ、ピピッ、ガコンッ

「午●ティーのミルクティーか。小熊、お前かわいいな」

「そ、そうですか?」

「男ならやっぱ炭酸だろー!ってことで俺ファン…」

ポチ

「どうしたんですか?」

「くしゃみ…出そう……!」

「やっとか。出せるうちに出しとけ」

「ふぇ…ふぇ…ハークショイ!!」

ピピッ、ガコンッ

「「「えっ……?」」」

「い、今ガコンッて…」

「いいましたね…」

「タイミング良すぎだろ」

「くしゃみと同時にPAS●Oかざすって…な、なんか恥ずかしくなってきた…」

「くしゃみがスイッチになってP●SMOかざしたみたいな感じでしたね」

「もしこれが駅の改札とかだったら、ぜってー知らない人に見られてただろうな」

「ホント、ここが星月学園で良かったよ…」

「…おい白鳥、これファ●タじゃねーぞ」

「……へ?」

「あ、本当ですね。ファン●じゃなくてキリ●レモンですよ」

「何でキリンレ●ンなんだよ!俺フ●ンタんとこ押したぞ!」

「あー成る程な」

「犬飼!分かったのか!?」

「まぁな。ほれ、自販機もっかいよく見てみろ」

「…?あ!そういうことですね!」

「●ァンタとキ●ンレモンが並んでる…!」

「白鳥結構勢いよく押してたからなー。うっかり押し間違ってそのままくしゃみの勢いでPAS●Oかざしちまって、こうなったみたいだな」

「最悪だー!今はキリン●モンよりファン●の気分なのに…」

「こればっかりはしょうがないですよ。白鳥先輩」

「まぁどっちも好きだし、いいや!」

「いいのかよっ」




…半分実話です(爆
そして授業中にルーズリーフに書いたのを、電車ん中で打ちました(笑)
この間学校から帰る時に、改札でこうなりかけましたWw
もちろん白鳥みたいにくしゃみと同時にP●SMOをかざした訳ではないですよ(笑)


こういうネタの犠牲者ってだいたい白鳥になるな。
前の口内炎もそうだったしWw←
あと余談ですが、キリン●モンは隣の席の友達に「ジュースで何が好き?」って聞いたら「キリンレ●ン!」って返ってきたので採用しましたWw←



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