弱点 | ナノ




 弱点



ある日の天文科の教室。
今日も平和だなーと思いながら、昼休みを過ごしてました。


「ねぇねぇ」

『どうしたの?羊君』

「錫也って料理も勉強も運動も何でも出来るじゃない?」

「それがどうかしたのか?」

「勿体ぶらずに早く言えよ」

「哉太はせっかちだね。…錫也って何か弱点とかないの?」

『「錫也の弱点……』」

チラッ

「な、何だよ…(嫌な予感がする…)」

「羊、良いこと教えてやるよ。いいか?見てろよ…」

「う、うん…」

『哉太…まさか…』

「コチョコチョコチョ………」

「あはははは!!や、止めろって……!」

「錫也ってくすぐり弱かったの?…なんか面白そう!」

『えっ、ちょっ羊君!?』

「コチョコチョコチョ…どうだ錫也!参ったか!」

「や、止めろって…まじで止めてくれ……!」

「哉太!僕も手伝うよ!それ!」

「羊まで……あははは…!」

『二人ともそれくらいにした方が…』

「ちょっ…本当に止めてくれ…!腹がよじれる…!あはは…!」

「哉太、さすがにそろそろ止めてあげない?錫也苦しそう…」

「そうだなー。日頃の恨みは晴らせたし、観念してやるよ」

『す、錫也…大丈夫?』

「はぁはぁ…有り難う月子。一応大丈夫だよ…。それにしても哉太…日頃の恨みって…俺何かしたか?」

「錫也、お前分かってないのか!?」

「どうやらそうみたいだね。僕はてっきり確信犯かと思ってたよ」

「羊、確信犯って酷くないか?」

「でも確信犯はあってるぜ。いっつも良いとこ取りしやがって」

『…何の話してるの?』

「君は分からなくても平気だよ。これは男の話だから」

「そうそう、むしろ分かってもらっちゃ困るな」

「…そうだな。そうだ哉太。ちょっとこっち来いよ」

「?何だよ………いってぇぇ!!!」

『「!?』」

「いきなり何すんだよ!」

「んー?哉太が俺のことをくすぐってきたから、その仕返し」

「だからってヘッドロックするこたぁねぇだろ!!」

「ヘッドロック…」

『哉太…大丈夫?すごい痛そうだったけど…』

「大丈夫なわけあるか!ったく、錫也は手加減しなさすぎなんだよ」

「幼なじみなんだから、遠慮はいらないだろ?(微笑み)」

「幼なじみでも遠慮くらいしろ!俺一応病弱設定だぞ!?」

「哉太、あまりそういうことは言わないでよ。世界観が崩れる」

『羊君もだよ!(←必死)』

「てゆうか羊だってくすぐってたじゃねえかよ。何で俺だけなんだよ」

「だって哉太がやりだしたんじゃないか」

「錫也の弱点を教えろって言ったのは羊だろ!?」

『まぁまぁ哉太、少し落ち着いて』

「全く哉太はすぐ熱くなるんだから。まぁお馬鹿だからしょうがないね」

「何だとっ!?羊っ!お前〜〜〜っ」

「哉太!すぐに熱くならない!これじゃあ羊の言うとおりだぞ」

『哉太は本当に変わらないね(上目遣い)』
「うっせ。ほっとけ(照)」

「そんなことよりお腹空いた…。ご飯食べない?」

「そうだな。食堂行こうか」




途中で収集つかなくなった\(^O^)/
話まとまってなくてすみませんorz

錫也って確かくすぐり弱い設定ありましたよね。
え?なかった?うそん←


個人的に他の季節だったら
誉先輩がくすぐり弱かったら猛烈に萌える^q^




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