大西夢
「おわっ!」
「ごめん!大洋、君のせいで彼女にぶつかったじゃないか!」
大丈夫?と手を差し出してくれる。
「なんてことあったよねー」
「出会い方だけは少女漫画見たいだな」
「それがどうしてこんなに捻くれたのよ。あのときのときめいた大西を返して!」
「無理いうな」
やだやだ、と駄々をこねるのはマネージャーのなまえ。あの後なんだかんだよく話すようになった。試合や練習もよく見に来てくれてたな。
そういうこともありマネージャーに誘ってみたら快くオッケーしてくれた。
「今日はなに喧嘩してんだ」
「筧くん、聞いてよー。大西が最近冷たくってさ」
「ンハ、それは大西がなまえのことす…」
「うわあああ!!水町言うな!」
水町の口を咄嗟に塞ぐ大西。耳まで真っ赤になってる。
「え?なになに、教えてー」
「大西も大変だな」
「筧先生っ!!」
「ほら、水町いくぞ」
そのままズルズルと水町を引きずっていく部室を出てった。え、なんだったの?
「大西、教えてよ。あたしだけなにも知らないなんてやだ」
言えるか!##NAME1##だから言えないんじゃないか…!!
「あたしには言えないこと?今まではなんでも話してくれたのに…」
さっきまでとは変わって目に涙を浮かべて見上げてくる。
バカッ!上目使いでこれは…り、理性がもたない!!
そんななまえの頬に手を沿え、顎を持ち上を向かせると、そのまま唇を重ねた。
「こ、こういうことだ!」
「え、……うっ、ふぇ…」
突然泣きだしたなまえ。
「ご、ごめん。急に悪かった…」
「バカッ、大好きなんだからぁ!」
今度はあたしからキスをした。
一度離れた後、また確かめあうように抱きしめあった。
友達から恋人に変わる瞬間初めて会ったときから君の虜
思うがままに。のライガちゃんからのフリリクです。
大好きなライガちゃんに捧げます!!
091210
▼