『ギンー、ただいまーっ!』

「***ーっ!ちょっと遅すぎやで!!」



…また始まった。隊長の"***くんを愛しすぎる病"。
本当、***くんがいないと隊長は何もしないからね。***くんが帰ってきてくれて嬉しいよ。……と言ってもトイレに行ってただけなのに。



『わーっ!!///ギン、抱きつかないでよー!!///恥ずかしい…///』

「ええやん♪…イヅル!ここは空気を読んd「仕事してください。」…。」

『ほら。副隊長に怒られちゃった。』



隊長…。***くんに甘えすぎですよ。これでも隊長なんですから仕事してください。
隊長が仕事をしてくれないと僕が大変なんだ…。



『すみません、副隊長。すぐ仕事しますね♪……ギン、離して?』

「あかん!***、そんなかわええ笑顔、いつもイヅルにしてるん?あかん、あかん、あかん〜!!!!!」



…他の人に笑顔見せるだけでダメだなんて、どんだけ独占欲強いんですか。
まぁ、***くんはかわいいですし、隊長が独占したい理由もわかりますけど…。



「イヅル!絶対、***のことかわええ思ったやろ!?なぁ!!」

「何ですか、いきなり。…そりゃ、***くんはかわいいですけど…。」

『うわー!!副隊長、お世辞でも嬉しいですーっ!!!』

「お世辞なんかじゃないよ。***くんは仕事もちゃんとしてくれてるしね。」



「………………射殺せ…「えぇ!?」」



「しんs『ギン!!』…***〜っ…。」

『ダメでしょ!斬魄刀解放しちゃ!!しかも副隊長に!!!』

「でもな、***。イヅルg『言い訳しないのー!!』…はい。」



***くん強いな。…隊長弱っ!
***くんがいなくなったらどうなるんだろう?………考えたくないな。



『もう、ごめんなさい!!副隊長。…ほら、ギンも謝って??』

「……いやや。」

『自分が悪いことしたんでしょっ!!謝るの!!』

「いくら***が言うても、隊長が副隊長に謝るなんて無理やー!!」



……出た。隊長の"***くん限定わがまま病"。
これになるといつも***くんが負ける。…なぜかって?それは…



『変なプライドは捨てなさいっ!!ギンが悪い!!』

「僕は悪うないもん。イヅルが***のことかわええ言うたのがいけんと思うわ。」

『こらー!!!人のせいにしちゃダメ!!!!』

「……じゃあ、***がチューしてくれたらイヅルに謝るで♪」



ほらね。隊長の"***くん限定わがまま病"は***くんに無茶なことを言う。
だから***くんはいつも負けるんだ。…かわいそうに。



『へっ!?///むっ…無理だよ!!///』

「なんで?いつもしてるやん♪」

『人いるし…///』

「なら、人おらん所ならええの?」

『………うん///』



わー。始まった。バカップルが。
そして、このパターンって絶対…



「ほな、イヅル。僕と***はラブラブしてくるわ♪」

『副隊長、ごめんなさい。ギンがかっこよすぎて…負けちゃいました★///』



…え――…。『負けちゃいました★』って…え―――…。



「***の方がかわええで♪」

『ギンの方がかっこいいよ///』

「もういいですから、思う存分ラブラブしてきてください。」



見てるこっちが恥ずかしい。



「ほなな♪」 『お仕事頑張ってくださいっ!!』



あーもー。本当に、




『助けて!お巡りさーん!』



あのバカップル、逮捕しちゃってください。
そして仕事をさせてください。お願いします。



(ギーンっ♪大好きー!!)
(僕は愛してるで、***♪)

どこまでも二人の世界なギンと***なのでした★



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香月様へ written by 彩






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