『おはようございますっ!朽木隊長!!』

「……***、兄はもっと静かに入れぬのか?」

『無理ですっ★』



だって、朽木隊長の困った顔かわいいもん。
あ、そうだ。今日、言わなくちゃいけない事あったんだ!!



『朽木隊長、明日何の日か知ってます??』

「……。」

『明日はクリスマスですよ!キリストさんの誕生日!!』

「……。」

『明日はきっと私からのサプライズに驚きますよっ♪楽しみにしてて下さいっ!!』

「…***、自分から言ってしまってはサプライズというものにはならないだろう?それと、仕事をしろ。」

『へ??………あ!そっか!!』



私、ダメじゃん…。うぅ〜…、朽木隊長を驚かせたかったのに…。



「……だが、楽しみにしている。…仕事をしろ。」

『……///は…はいです!!』



「楽しみにしている。」って!///どうしよー!!すっごく嬉しい!!
よし!!仕事頑張っちゃうもんね!!


その日の***の仕事熱心ぶりに六番隊隊員は驚いたという…。





〜次の日〜

ついに来ました!!クリスマス♪
隊長には手作りのマフラー編んじゃった♪…あ、でも隊長ってマフラー的なのしてないっけ??……気にしない★



『さてっ!!準備完了!!行っくぞー!!』



…とは言ったものの…死覇装じゃおもしろみがないな…。…あ!そういえば…



『七緒副隊長からもらったサンタさんのコスプレがあったんだぁ!』



※七緒副隊長は京楽隊長から無理矢理渡されたのを私にくれただけです!!



『よっし♪これ着て、隊長を悩殺だぁ★』





〜六番隊隊舎〜



「今日も寒いっすねー、隊長。」

「…恋次、これを頼む。」

「はーい。」



ドタドタドタ...
バンッ!!!



「「!!??」」

『おはよーございますっ!!朽木隊長、阿散井服隊長っ!!!!』

「***…お前、その格好…///」

『へ?これですか??サンタさんですよ♪今日、クリスマスですから。着てみたんです♪』



おぉ〜♪サプライズ成功!!2人とも驚いてるし!!





「恋次、この書類を十番隊に持っていけ。」

「は?」

「…。」

「(む…無言の圧力…。)わかりました。…じゃな、***。」

『あ、副隊長。これ***サンタからクリスマスプレゼントです♪どうぞ!!』

「おぅ、ありがとな///」

「…恋次。」

「は…はい!!!」



バタン!!



『あ!朽木隊長にもあるんですよー♪ちょっと待っててくださいねっ♪♪』



んーと、確かこの辺に入れたはず。…ん?……あれ??



『ないっ!!!!』



うそー!うそ――!!家に忘れてきちゃったよー!!!



『ごめんなさい…隊長。家に忘れたみたいです…。うぅ〜…。取ってきます…。』



私ってば、完成したからって浮かれちゃって隊長のだけ忘れちゃったよ…。取りに行こ………………う?







『え…?』

「…。」



手…掴まれてる?………へ!?ちょ、待って!待って!!心拍数やばいんですけど!!!///



「行くな。」

『……どうして…ですか?///』

「…。」

『私、期待しちゃいますよ?///』

「……かまわん。」

『//////』



その後、隊長にぎゅーってされました///




『外に雪が積もる頃』



隊長も私も2人で幸せになってるといいな。





(プレゼント、後で持ってきますね♪)
(着替えてから行け。)
(えー!!かわいいじゃないですか、サンタ服。)
(…ハァ。(鈍感…。))
(何ですか!?そのため息っ!!)




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絃野様へ written by 彩





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