「***」
「......」
「***さーん」
「......」
「でました!空気扱い!!さいてー」
「ああ、もう!うるさいし重い!!」
「***が構ってくれないからです、抱きついてるのは構ってアピールです」
「アニメージャ読めばいいじゃん。あたしは今本読んでるの」
「もう読み終わってしまったんですよ、これが」
「いつも何回も読んでんじゃん、あたし放置して」
「今日はアニメージャより***の気分なんです」
「何それ、地味にひどくない?いつもは彼女よりアニメージャなの?」
「まぁいいから、いいから。はい本は置きましょーね」
「....なんか今日甘えただね、祐希」
「俺だってたまにはいちゃつきたくなります」
「たまにですか」
「たまにです」
「...あたしはいつもでもいいんですが」
「...考えときます」
「お願いします」
冬休み、ある日の午後
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彼女もアニメージャも大好きなんです