私は只今絶賛片思い中!相手は十番隊の日番谷隊長
氷雪系最強の斬魄刀、氷輪丸を持っていて最年少で隊長になられた素晴らしい人
一見冷たそうに見える容姿を持っているけれど私が転んで書類をぶちまけてしまったとき日番谷隊長だけが一緒に拾ってくれた、優しい心の持ち主なんです
そんな日番谷隊長に私は恋をした、叶わないかもしれないけれど想うだけならいいと思って
誰にも言わずひっそりと恋心を抱いているわけであります
そんな私は六番隊の隊士。まだまだ新人だけど毎日頑張っております


「おーい!***!」

「はい、何かご用ですか?阿散井副隊長」

「書類を届けてほしいんだよ。おら、これ。九番隊と十番隊と十一番隊な」

「はーい」

「大切な書類だから隊長達に渡すんだぜ、わかったな」

「はいっす!」


九番隊と十番隊と十一番隊ね、よし!…いや待てよ、十番隊?十…番隊?
えええええええ!日番谷隊長いるよ!きゃああああああ!
ヤバいです私スキップで行きますよ。周りの方からの変な視線も今は気になりません
早速十番隊に行こう!日番谷隊長がいるかどうかわからないけれど!




「つ、着いた」


やっぱり緊張するな、だって好きな人に会えるかもしれないんだもの
いるかな?でも隊長に渡さなきゃいけないから隊首室に行かなくちゃ
隊首室へ向かい扉を叩く、もちろん六番隊の***ですと言うのも忘れずに
すると入れ、と少し低い声。うわああああ!日番谷隊長いる!
でも平常心だよ私、好きって感づかれるほど恥ずかしいことはない
失礼しますと扉を開けば机のとこにいる日番谷隊長、そしてソファに寝転がる松本副隊長
ぱっと松本副隊長と目が合った


「こ、こんにちは…?」

「こんにちは!あなた可愛いわねー、六番隊だっけ?」

「はっはいっ!」

「恋次、ちゃんと仕事してる?」

「はいっ!」

「そう。あ、今日はどうしたの?」

「あ!そうだった!えと…ひっ日番谷隊長!」

「…なんだ?」

「こ、これ…書類です!届けるよう言われまして」

「ああ、ありがとな」

「いえっ!…では失礼しました!」


ふーっと溜め息
あ、忘れてた。私日番谷隊長に言いたいことあったんだ
くるっと体を再び日番谷隊長の方へ向けて言葉を放つ


「あのっ、日番谷隊長!」

「?」

「覚えていらっしゃらないかもしれませんがっ、この前書類を一緒に拾っていただいてありがとうございました!」

「…あ、あん時の」

「お礼を言い忘れてたので!…じゃあ帰ります、失礼しました!」


扉を閉める。ああ緊張した
でも言いたいことは言えたし日番谷隊長に会えたし、少し憧れてた松本副隊長とも話せたしラッキーな日だった
ほくほくと幸せな気持ち、私の恋心はお腹いっぱいなもよう



恋の旅
私の恋は只今幸せすぎて旅しております


(隊長知り合いだったんですね)
(ただ転んでたから散らばった書類を集めてやっただけだ)
(隊長が手伝うなんて珍しいですね)
(う、うるせえ。仕事しろ)
((…隊長さては。まあ***可愛いものねー))




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ははは!中途半端!笑←
いや、あの書類事件のときにお互い一目惚れという感じです!
くっつくのは当分先でしょうね笑
素直で可愛いヒロインを書きたかったが失敗orz



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