「ナギサジムに挑戦してみるといい」 「げ、ちょ、クロツグさん…」 ピリリ… 「携帯鳴ってるぜ?」 「うわぁ、このタイミングでとか、何か物凄く嫌な予感!」 「まあまあ、早く出た方がいいんじゃない?」 「うう…、」 ピッ 「も、もしも…」 『お前俺の話してたか!?』 「デンジサン…イイエ、キノセ‥」 『いいや!お前はしていた!俺の電波がそう言っている!』 「どんな電波」 『ふっ、お前のことならなんでもわかるさ!』 「わあ、デンジキモイ」 『そんなに恥ずかしがるな!俺はちゃあんとわかってるから!』 「何をだよ」 『え、お前のスリーサイズとか』 「マジで変態じゃん!もう頼むからしんでくれ!」 『まったく、お前は相変わらずツンデレだな☆』 「うわああああ!!ウッザ!ウッザ!」 『もうツンはいいからデレろって!』 「あーもーデンジの脳みそどうなってんの」 『お前でいっぱいだ!』 「ジュンサーさあーん!!」 「…何か大変そうだな」 「‥そうね、物凄く」 「デンジくんは相変わらずだねえ」 「そういやデンジさんって誰なんですか?」 「ナギサのジムリーダーだよ、サトシくん」 「……挑戦するの止めようかなあ、ピカチュウ?」 「ピカー…」 (オレあんな姿のあいつ初めて見た‥) |