「ね、僕の名前を呼んで‥?」 「いや、あの、」 「はやく」 「だって‥!」 「呼ばないとキス、するよ?」 「なぁ!それはちょ、」 「じゃあ時間をあげる」 「ええええ、」 「はい、じゅーう、きゅーう」 「しかも十秒だけかよ!」 「なーな、ろーく」 「え、ちょ、ほんとに!?ま、待って‥!」 「さんにーいちぜろ!」 「早っ!それ反則ですよ!!」 「さて、はい、ちゅー」 「ぎやああああっ!だっ、ダイゴ!」 「ん、何だい?」 「な‥何って、名前呼んだらキスは無しなんですよね?」 「僕そんなこと言った?」 「え、は、なにそ…!」 「…ん、」 「ん、ふぅ…、ダイゴさん!」 「ちょっと黙ろうね、はいもう一回」 「んんー!」 (キスもできたし、名前も呼んでもらったし、大満足!)(にしても可愛いなあ…、持って帰っていいかな?いいよね、よしそうしよう) |