札屋あとがき

あとがき


札屋はこれにて完結という形をとらせていただきます。
のろのろした更新の中、根気強く通っていただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!

個人的な話になってしまいますが、この札屋が私にとっての処女作?のようなものでして。ちまちま小説っぽいものを書いたことはあったのですが、ちゃんと続いたのも、一応なりとも完結まで漕ぎ着けたのも、この作品が初めてです。
なので、色々拙いところもあったと思います。実は序盤はもうすでに何回か書き換えたりしていて……あまりにもひどかったので…… サイト開設当時から読んでくださった方々には頭が上がりません。本当にありがとうございます。



ここからは、裏話的なものを。
苦手な方は逃げてくださいね。

連載開始あたりに作った設定メモを見ると、「注意書きなく夢主を殺す」「木の葉の大人の沼を布教する」と書いてあります。

ひとつめに関してはたぶん私怨です。注意書きに頼りすぎるな文句を言うなら最初から読むな派閥過激派だったみたいです。軽い気持ちで殺そうとする……怖…… 今は昔より落ち着きました安心してください。
まあ、ということで。連載開始しばらくは現在の42話あたり(わざ:じばく)でぷっつり切って、後日談の大人視点で終わらせるつもりでした。が、何となく愛着が湧いてしまったのと、過激派をひとまず卒業したこと。あとはヤツ簡単には死ななそうだなとなって何故か生存√に。結構悩んだんですが、今となっては番外編書きやすそうで良かったなと思います。メメタァ。

ふたつめ、大人たちの布教ですが、今のところ大成功です。沢山拍手を頂きました。沼に落とされたコメントを下さった方々、ありがとうございます!! 本懐を果たしたぞ!!!!特にハヤテさんが想像以上に人気でビビりました。44話(窓からダイナミックお見舞い)とかは書いてて楽しかったです。
わたしの力不足で上忍師たちとハヤテ、ゲンマ、イズコテコンビあたりしか出せませんでしたが、欲を言えばアオバライドウ、イビキさんとかも出したかったなと思います。書いたことないので何もわかりませんが。



次は札屋子のお話を。
夢主の話になるので、苦手な方は逃げるなり、次の改行空白まで高速スクロールで回避してください



意地っ張りで大丈夫じゃない子、をとりあえず目指してはいました。なのでセリフでも地の文でも、「大丈夫」が結構出ていると思います。意図的です。自分に言い聞かせまくっている……ように……みえたら……いいなと……
彼女は転生が故の年季の入った意地っ張りなので、あんまり「大丈夫じゃないところ」が出なかったなと思います。泣いたりはしなかったなという。
前世の死因も詳しい年齢もしっかり決めてはいませんでしたが、彼女自身は一応大人たちと同世代かそれより上くらいの感覚でいます。まあ、平和にたらたら過ごしてきた三十路と、戦争に揉まれて色んな命を背負った三十路が同じ経験値なわけが無いのでそこはふんわり見てください。
大人たちからしたら「大人びている子供」ナルトたちからしたら「落ち着いている同期(たまに奇行に走る)」くらいの認識かなと。大人の忍者達に関しては、プラスで「一般人」「孤児」「物分りが(異常に)いい」とかなんか色々積み重なって、最終的にほんのちょっとだけ「気にかけないと死ぬのでは?」と思われてるかもしれません。だって住んでるの廃屋だし……野草とか食べ始めるし……
あとは、ずっと彼女の一人称なので、彼女の思い込みとか深読みのし過ぎとかもきっとあります。三人称や大人視点だともう少し違ったかなと。どうでしょうね。





  さて、最後にお礼を。

memoを見てもらえれば分かるかもしれませんが、めちゃくちゃに飽き性で移り気です。週単位で別のジャンルの話をしていたりします。
それでも、(激遅更新でしたが)こうして終わりまで書けたのは、皆様から感想をいただけたり、Twitterで「書くかー……」と言った時にいいねを貰ったりしていたからです。
  さらに、色々な方からイラストをいただいたりもしました。全部大切にとってあります。このサイトをきっかけに仲良くなった方も、少しですがオフで遊んでもらった方もいます。私は色んなジャンルをふらふらしているのですが、それでもお話してくださったり、こちらの沼を観察しに来て下さる方もいます。引き込んだり引き込まれたりしています。サイト作ると人生変わるな……と思いました。すごい………(こなみ)

札屋は当サイトのメイン中のメインだったので少し寂しくはありますが、彼女はこれからもゆるゆる生きていくと思います。番外編とかも虚空から生えてくるといいな……全自動で……


なにはともあれ、こんなところまでお付き合いありがとうございました!!大した話は出来ませんでしたが、暇つぶしにでもなれば幸いです。



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