一人は平気。一人は慣れっこ。
でもたまに、とても寂しくなるときがあった。なぜなのかは自分でもわからなかった。
いつも、どこかポッカリと穴が空いたように寂しくて疎外感を感じていた。
人の世界からは切り離されて、私は必要な人間ではないように思えた。
だけど、
「のばらちゃん ゆうの?」
「ウチら、友達なっ!」
蜜柑ちゃんがそう言ってくれたあの時から、私はどんな時でも"独り"を感じなくなったんだよ。
10/05/04
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