妖精と盗賊


ある町の砂浜、波の音に紛れ女の喘ぎ声が聞こえるー。

「あっ…ん…」
「っ…何て柔らかいおっぱいだ…すげぇ…」

青年の両手は、ヒロインの乳房を服の上から円を描く様に揉んでいた。

「あ、んっ。人間の方は…おっぱい、好きなの…ですね…あん」

妖精のヒロインは、ただ人間界に遊びに来ていただけだった。
が、彼女の豊満な乳房に、町歩く男達は皆釘付けになっていた。
気が優しいヒロインは、寄ってくる男達に胸だけは触らせていた。
今日、今ここ、海の音がザーザーと聞こえるここでの相手は、若く強そうな青年であった。

「ヒロイン…妖精は皆こんなおっぱいしてんのか?」

乳房をぷにぷにと揉みながら、青年は言う。

「ええ…大体皆さん大きいですね。だから…人間の方がこんなに胸が好きだなんて…」
「こんなおっぱい見たら、触らずにいられねえよ…」

青年は、両手で両方の乳房を大きく回しながら揉む。
揉まれていく内に段々快感が芽生え、声が段々と大きくなっていく。

「はあ…あ、あんっ」
「っ…ヒロイン…!」

ヒロインの声に興奮した青年は、彼女のワンピースの留め具に手をかける。
首の留め具を取れば、ワンピースはハラリと落ちてしまうだろう。

「あ…!」

ヒロインはビクッとなり、留め具を両手で押さえる。

「ヒロインの生のおっぱい触れてぇんだ。頼む…な…?」
「あ…」

青年の手がヒロインの手を掴み離すと、カチンと音を立て留め具を取っていた。
そして、ワンピースがするりと下に落ちていった。
ヒロインの白く、綺麗で大きな豊満の乳房が露わになる。

「や…っ」

何人もの人間の男に裸を見せたが、やはり恥ずかしくて胸を隠す。

「見せてくれヒロイン…」

青年の片手がヒロインの両手を掴むと、ぐいっと上に上げてしまった。
ぷるんと乳房が揺れて、青年は唾を飲む。

「すげえ…」

青年の片手が片方の乳房を掴むと、指を食い込ませぷにぷにと揺する。

「あぁっ…んっ」

直に触れられ、ヒロインも快感に声を出してしまう。

「はあ…ヒロイン…っ」

青年はヒロインの首に顔を埋め、舌を這わしていく。
乳房は、下から上へとすくい上げ、こねる様に揉む。

「あんっ!や…っ、あん…っ」
「ヒロイン…乳首…硬くなってるぜ…」

揉みながら、青年の掌にはヒロインの乳首が存在を強調し押し上げていた。

「感じてくれてんだな…嬉しいぜ…」
「はあっ…あ、あん。き、気持ち良い…ですから…」
「そっか。素直なんだな妖精は…」

素直なヒロインに更に興奮した青年は、彼女を掴んでいた手を離し、両方の乳房を掴むと円を描く様に揉む。

「はあっ…あんっ!」
「はあ…ヒロイン…っ」

舌で首を舐め、そして指の腹に乳首を当てクルクルと転がすと、ヒロインの身体がビクンと跳ねた。

「はあん、あん、あんっ」
「ヒロイン…ヒロイン…っ!だめだ、我慢出来ねえ…!」

青年は首から顔を上げ、ヒロインの乳房の前に顔を移動させる。
そして、乳房の根元を両手で掴み上に上げ、ピンと尖る乳首を強調させた。

「あっ!」

ヒロインは、違う意味でビクンとなった。

「ヒロインの乳首…頂くぜ…っ」

青年は口を開け、その中に硬いヒロインの乳首を含ませようとした。

「い…いやっ!!」

バシッ!!

「いてぇ!!」

青年はヒロインに思い切り引っ叩かれ、後ろに転んでいた。

「す、すみません、触るのは良いんです。でも…舐めていいのは…私が好きになった方だけです!」
「え…お、おいヒロイン?!」

青年の言葉を無視し、ヒロインはその場から去っていった。

「そりゃあねえよヒロインー!くそー!!」

青年は、悲痛の声を上げていた。



「胸に舌を這わせていいのは…好きな方だけ…」

町を歩きながら、独り言のようにヒロインは言う。
彼女が歩いているだけで、町の男達はヒロインに釘付けだ。
もう、この町の男は皆ヒロインの乳房を味わっていた。
だが、やはりその先、乳首を舐めさせて貰えない事が、男達には大不満であった。
そしてもう1人、ヒロインを狙う男がいた。

(ふん、あれが噂の妖精か…)

男は、前から歩いてくるヒロインを見て、物色をする。
そして、そのまま彼女に近づく。

どんっ!

「きゃっ!」

ヒロインは、前から来た男とぶつかっていた。

「あいたた…」

ヒロインがキョロキョロとしている内に、男の姿は消えていた。

「ぶつかって謝らないなんて…失礼な方だわ…」

ヒロインは顔をしかめると、また歩き出す。

(はあ…そろそろ妖精界に戻ろうかしら。人間界って…それほど楽しくないし…)

ヒロインは、ワンピースのポケットから妖精界へ帰る為の、青い妖精の珠を取り出そうとした。

「え…ない?ない…?!」

ポケットからは、何も出てこなかった。

「そんな…あれがないと帰れない…どうしたら…」
「まだ帰ってもらっちゃあ困るぜ、ヒロインちゃんよ」
「え、きゃっ!」

いきなり、ヒロインは後ろから抱きつかれていた。
そして、両手を押さえられ、脇の下から背後の男の両手が伸び、ヒロインの乳房を掴んだ。

「いやっ!い、いきなり何するんですか?!」

ヒロインは周りを見渡す。
見ると、後ろの男を含め男は4人。
どれも、自分の胸を揉んだ男達。
そして、先程の青年もいた。

「ヒロイン…おめえが悪いんだぜ。あんなおっぱいと乳首見て…だめだなんて言われて引き下がれると思うか?」

青年は、冷たくそう言う。

「あんまり人間をなめんなよ、妖精さんよぉ」
「きゃあっ!」

後ろの男が、両手で乳房を乱暴に揉み始めた。

「やあ…!やめて下さい!」
「おめえのおっぱい、俺達が頂くぜ」
「はははは」

周りの男達が笑う。
乳房を揉む男の手が、今度は優しく円を描く様に揉みだした。

「あ、んっ!やあ…あっ!」

優しく揉まれ、ヒロインは少し喘いでしまう。

「そうだヒロイン…もっと可愛い声出せよ…」

先程の青年は、また留め具に手をかけようとしていた。

「いや!お願いやめて!」

ヒロインが首を横に振っても、青年が辞めるはずがなかった。
留め具はあっさり外され、ワンピースが地面へと落ちていく。

「っ…何度見ても良いおっぱいだな…」

青年はまた、ゴクリと唾を飲む。

「おい、俺達にも舐めさせろよな」
「分かってる、順番にな」

後ろの男の片手が乳房の根元を掴み、目の前の青年に舐めさせやすい様に乳首を突き出させる。
もう片手は、乳首を摘みコリコリとしていた。

「ああっ…あんっ。いやあ…あんっ!」

喘いでしまうヒロイン、それでも抵抗はやめなかった。

「今度こそ…この乳首を頂くぜヒロイン…っ!」

青年がニヤリと笑うと、舌を伸ばし乳首にあてようとした。

「いやあっ!やめて!!」

精一杯、ヒロインは抵抗した。
すると、男達の手が自分から離れていった。

「え…」

離れていく感覚に、ヒロインは周りを見渡す。

「……」

先程、自分にぶつかった男が立っていた。
そして、その周りには4人の男が倒れている。

「!!」

後ろを振り向いた男は、ヒロインの姿に頬を染め顔を背ける。
ヒロインもまた、男に見入っていた。

(何て…素敵な方…)

男は、ヒロインに目線を合わさず言った。

「…さっさと服を着ろ」
「えっ…あ…」

ヒロインは、やっと自分が胸を丸出しでいる事に気が付いた。

「す、すみません見苦しい姿を…」
「…別に、そこまでは言っていない」

男は恥ずかしさを隠す為、冷たく言った。
ヒロインは、今更ドキドキとしてしまっていた。

(この胸のドキドキは…私もしかしたら、この方に一目惚れを…?)

ヒロインは、ワンピースの留め具をカチンと留めながら男を見る。
男は、相変わらずそっぽを向いていた。

「あ、あの…助けて頂きありがとうございました」

ヒロインは、ぺこりと頭を下げる。

「礼を言う事はない。あの様な輩は、俺が嫌いでな。だから倒したまでだ」
「そうですか。けど…本当に助かりました」

ヒロインが笑うと、男はまた顔を背ける。

「…それよりこれ、いらないのか?」

男はそう言い、見覚えのある珠を出した。

「それは私の!」
「この俺がお前にワザとぶつかり盗んだ。気付かなかったのか?」
「はい、ぶつかって何だろうって思いましたが…。すみませんが、それを返して頂きませんか?それがないと、妖精界に帰れないんです」
「…タダでは返さん」
「え…」

男は、珠を跳ねさせながら言う。

「ここから北にある、森の奥に泉がある。そこにはお宝がある。それを取って戻ってこれれば、返してやろう」
「北の森の奥の泉にある宝を取ってくればいいんですね、分かりました」

ヒロインは早速、男に背を向け歩き出す。

「…おい待て!」
「はい?」

男は、調子が狂うという感じだった。

「…俺について来い。出なければ無効だ」
「あ…はい!」

ヒロインは返事をすると、男の隣に歩み寄る。

「私、妖精のヒロインといいます。宜しくお願いします」
「…俺はヒーロー、盗賊だ」
「盗賊のヒーローさんですね。けど、人の物を盗るのはよくないかと」
「お前に言われる筋合いはない。さっさとついて来い」

ヒーローは、スタスタと足を早める。

「ま、待って下さいヒーローさんっ!」

ヒロインも慌てて、その足を追ったー。



「ふん!」

森には、妖精界にはいない魔物という生き物が住んでおり、ヒロインとヒーローに襲ってきていた。
ヒーローは、器用に2本のナイフを使い、魔物を倒す。

「お前は戦えんだろ?下がってろ」
「いえ、大丈夫です」

ヒーローに言われても、ヒロインは前へと出る。

「おい?!」

魔物が、ヒロインに向かい飛んできた。

「はあっ!」

ヒロインは何処からか長い剣を取り出し、魔物に向けてバシッと斬る。
魔物はその一撃で倒れていた。

「…」

ヒーローは少し、呆気に取られていた。

「ヒーローさん?」
「お前…剣なんか持てるのか?」
「はい。私達の所では妖精達は、剣士か魔法使いのどちらかなんです。私は、身体を動かすのが好きなので、剣士になりました」

ニコリとそう言うヒロインの胸が、ぷるんっと揺れる。
それを見、ヒーローは頬を染める。

「…ヒロイン」
「はい?」
「…もう、むやみに男に身体を触らせるな。また先程の様に襲われるぞ」

ヒーローは、ぶっきらぼうにそう言った。

「ヒーローさん…」

ヒロインには、ヒーローの優しさが伝わり嬉しかった。

「はい。もう…好きな方にしか触らせませんから」

そう言い、ヒロインはヒーローに歩み寄る。

「…ならいい」

ヒーローは頬を染めたまま、スタスタと歩き出す。

「もう…貴方にしか触れてもらいたくないですから…」

ヒロインはそう、ポツリと呟いた。


魔物を倒し進んでいくと、とうとう目的の泉へと着いていた。
その泉は、水が透き通りとても美しい。

「素敵な泉…!」

思わず感嘆の声を上げるヒロイン。

「ここが森の奥だ」

ヒーローは泉の淵まで歩くと、地面に光る物を見つけ拾う。

「綺麗…それは?」
「ここの泉の水は、稀に固まる事がある。それがクリスタルとなる。これが高く売れるが、森の外に出すとタダの石ころになってしまう。だからここでしか見られない、幻の宝だ」
「そうなんですか…本当に綺麗」

ヒーローに歩み寄りながら、ヒロインはクリスタルに見惚れる。

「…ヒーローさんは、ここにクリスタルがあるという事をご存知だったんですね」

ヒロインがそう言うと、ヒーローは頷く。

「ああ。…これを、お前に見せたくてな…」
「えっ…」

思わぬ彼の言葉に、ヒロインはびっくりする。
ヒーローは、ヒロインの髪を取り指ですくう。

「…俺は、どうやらお前に一目惚れしたようだ」
「え…!」
「ぶつかった時は、何とも思わなかった。だが…お前の綺麗な身体を見て、惚れた。そして、勇敢に戦う姿を見て、また惚れた」
「ヒーローさん…」
「ヒロイン…」

ヒーローは、ヒロインの手に妖精の珠を握らせた。

「これは返す。だが…まだ妖精界に帰らないでくれないか?俺は…お前が好きだ。今暫く…俺といてくれないか?」
「ヒーローさん…!」

ヒロインは、ヒーローに抱き着いた。

「私も、貴方が好きです。貴方に…一目惚れしてしまいました。だから…嬉しいです。そのお誘い…喜んで受け入れます」
「ヒロイン…ありがとう。素直に嬉しい…」

ヒーローはそう言うと、ヒロインをそのまま地面に座らせ倒させた。
彼女の頭を優しく撫で、片手は左の乳房を包む。

「お前を抱きたい。…俺に、触らせてくれるか?」
「はい…ヒーローさんだけに触れてもらいたい…」
「ありがとうヒロイン…」

ヒーローは、ヒロインの唇にキスをする。
ヒロインもヒーローに、自ら吸い付く。

「ん…っ」

ちゅっちゅっと、唾液を絡ませ舌をお互い吸い合う。
段々と、ヒロインはとろけて行くような感覚に陥った。

「ふ…ヒーローさん…」
「ヒーローでいい。ヒロイン…」

ヒーローは、ヒロインの唇から長い耳に移動し、そこにもキスの雨を降らせる。

「んっ…ヒーロー…」
「それでいい…」

ヒーローは耳を舐めながら、片手を彼女の背中から回して肩を掴む。
片手は、ヒロインの左の乳房を服の上から指を食い込ませ、揉んでいく。

「あ…っ、あん…」

乳房の愛撫と耳への刺激に、ヒロインは甘く声を上げる。

「お前の胸は柔らかいな…弾力も凄い…」

耳元で囁きながら、乳房の感度を確かめるように円を描いて揉む。

「あんっ。ヒーロー…気持ち良い…」

ヒロインは、好きな人に触れて貰うのが、こんなに気持ち良いと思わなかった。
二度ど、何でもなく身体を他の男に触らせるのはやめようと思った。
耳を舐めていたヒーローの唇が、頬から首に這っていく。
そして、肩に置かれた手も背中から抜くと右の乳房を掴む。
両方の乳房を寄せながら、揉みしだいていく。

「ああ…あん」

両方の乳房を愛撫され、更に強い快感に見舞われる。
そして、ヒーローの手が一度離れワンピースの留め具にかかる。

「とっても、いいか…?」
「はい…私を…見て…ヒーロー…」
「ふ…喜んでそうさせて貰う」

ふっと笑うと、ヒーローは留め具を外すと、肩からゆっくりと下げ腰まで引き下げる。

「綺麗だ…」
「ヒーロー…」
「我慢効かない…悪いヒロイン…」
「ああっ…」

ヒーローが直に乳房に触れ、両方の乳房をゆっくりと円を描くように揉み出した。
強弱をつけ、寄せてあげる様に揉む。

「はぁ…あ…っ、あん…」

そして、時には強く指を食い込ませ乳房の柔らかさを味わう。

「はっ、あんっ!ヒーロー…っ」
「こんなに柔らかいのかお前の胸は…」

揉んでいる内、ヒーローの掌に硬いものが当たり始めていた。
存在を強調し、硬く尖ったそれを指の腹で押さえると、上下に動かしてみた。

「あぁあっ…あん!」

ヒロインの声が、より一層甘く高くなる。

「これが良いのか…?」
「は…い…っ、凄く…」
「そうか。なら…もっとしてやろう…」

ヒーローは、ヒロインの両方の乳首を摘み、コリコリと擦る。

「あぁあっ…!」
「…硬くなったな。美味しそうだ…」
「あん…ヒーロー…舐めて…お願い…っ」
「…いいのか?」
「貴方だけに…舐めてほしい…」
「…なら、遠慮なく貰う…ヒロイン…」

ヒーローは、ヒロインの硬く尖った乳首を一気に口に含んだ。
そして、口の中で優しく根元から先端に向けて舌先で舐め上げる。

「あぁんっ!ああっ…」

より大きく声が上がり、腰を跳ねらせるヒロイン。
今までにない快感だった。
舐めていた乳首を、また口に含みちゅぱっと引き抜く。
そして、片方の乳首を上下、左右に指先で当てて転がす。

「ああんっ!あん!ヒーローっ…ああっ」
「ん…お前の硬くて美味いな…俺に絡みついてくる…」

左の乳首を舌で当て押し倒し、ゆっくりと乳輪に当てながらクルクルと転がしていく。

「ああん!やあっ…あん!」

そして、右の乳首は人差し指だけで押さえ、コロコロとゆっくりと転がしていくと、硬い乳首はヒーローの人差し指に合わせ形を変える。

「ああん!あんっあんっ!気持ち、良い…っ、あんっ」
「ん…ふ…ヒロイン…可愛い声だ…」

舐めていた乳首を離すと、ピンっとそそり立っていた。
泉の光に当たり、唾液で濡れた乳首が妖しく光っている。
今度は、右の乳首に舌を這わし、ちゅうっと吸ってからちゅぱっと引き抜く。

「ああんっ!」

ヒロインの腰がビクンと跳ねる。
乳首をもう一度ちゅうっと吸ってから、ヒーローは乳首から離れお腹へと舌を這わしていく。
下がったワンピースを越え、両足の内腿に唇を這わす。
手は乳首を指の間に挟み、乳房と一緒に揉んでいる。

「ああ…ん、いや、そこ…は…っ」
「いや、じゃないだろ?見せてくれないかヒロイン…」

ヒーローは、足を閉じようとするヒロインを押さえ、顔を埋めそこへキスをする。

「あぁあっ…」
「…凄い濡れてる。やはり感じやすいな…」

ヒーローはクスッと笑うと、下着を脱がしてしまう。
直ぐにそこへ顔を埋めると、蜜が出るそこを舌で舐め、すくい取り始めた。

「はああんっ!」

ビクンっと、乳首より激しい快感がヒロインに襲う。

「ん…ここも美味しいな…」

乳首をコリコリと摘みながら、舌で舐めても舐めても溢れ出る蜜を吸い取っていく。

「やあぁあん、ヒーロー…っ」

恥ずかしくて足を閉じたかったが、溢れ出る蜜と共に自ら足を開き、ヒーローを舐めやすいようにさせた。

「あぁあ…あぁ…」

ヒーローの舌がもう1つの硬く赤い実を見つけ、そこをつつつと突き始めた。

「はあぁん!やあ、あぁん」

その実から放たれる快感は、身体中を駆け巡りヒロインに襲う。

「ふ…ん…ここも硬いな…」
「やあんっ、ヒーロー…」
「ここがいいんだな…」

ふっと笑い、舌先を尖らせ突起であるクリトリスを素早く突いていく。

「あああんっ!ダメぇ…そこだめぇ…ああん!」
「ふ…は…ヒロイン…」

ヒーローはやめることなく、クリトリスを突いた後、ゆっくりと下から上に舐め上げた。

「あああん!イくっ…はあぁあん!!」

ビクビクっと身体が震え、指で摘む乳首が更に硬くなっていた。
その乳首が少し柔らかさを取り戻した時、ヒロインは、はあはあと息をしていた。

「…イったようだなヒロイン…」
「は…い…気持ち、よくて…」
「なら良かった。…じゃあ、俺ももう限界だから…」
「ふあんっ!」

ヒーローは、今まで舌で舐めていたそこに、硬くなった自身を優しく挿入し始める。

「ああ…っ」
「く…」
「ああん!」

ぐいっと、中でヒーローのものが奥まで入り擦れる。

「っ…ヒロインん中熱いな…キツイし…凄い締め付けだ…っ」

ヒーローはヒロインに覆い被さり、腰を動かし始める。
その途端、また身体に快感が走る。

「あぁあん!」

喘ぐヒロインに、ヒーローはキスを落とす。

「く…最高、だな…こんな良い女を…俺は抱いているのだから…」
「あぁ…そ、んな…」
「謙遜するな…お前は本当に良い女だ…っ」
「ふあぁんっ」

ヒロインの両足を持ち、ぐいぐいっと自身を彼女の奥に突き刺す。

「あんあんっ!ヒーロー…あんっ!」

ヒロインも自ら腰を動かし喘ぐ。
ゆっくり、そして強弱を付け奥を突かれると、なんとも言えない快感だった。

「ヒロイン…後ろ向いて…」

一端自身を抜くヒーロー。
抜かれたそこは、ヒクヒクと震えなんとも言えない。

「早く…して下さい…っ、挿れて…っ」
「ふ…妖精は素直なんだな…っ」
「あぁあんっ」

抜かれたそこにまた望んでいた熱い硬いものが挿入され、ヒロインは悦びの声をあげそれを締め付ける。

「く…そんなに締め付けて…俺は逃げない…」

ヒーローは、きつく締め付けられ快感に顔を歪ませる。
そして、彼女の白いお尻を持ちながら自身を中に出し入れする。

「あっあっあぁん!はああん!」
「っく…凄い、な…っ」

ヒーローは、激しく揺れるヒロインの乳房を掴むと、そのまま奥へと腰を突き上げる。


「あっあっあん!!」
「くあ…っ、ヒロイン…っ!!」

ヒーローは、パンパンと腰を打ち付けさせ、ヒロインの奥に突き立てる。
すると、ヒロインの身体が、まだビクビクっと震えた。

「あっあっあぁん!イ、イっちゃ…あぁあん!!」
「く…っ!!」

ヒーローは、ヒロインの中から急いで自身を引き抜き彼女のお尻に欲望を吐き出す。

「あっあっ…ヒーロー…」
「…悪、い…ヒロインの身体に付けて…しまったな…」
「い…いいえ……」

ヒロインは、お尻についたヒーローの白い液体をすくい、ぺろりと舐める。

「ヒーローの…美味しい…」
「っ…ヒロイン…」

その仕草に、ヒーローは頬を染める。

「ヒーロー…私と一緒にいて下さい…」
「ヒロイン…いいのか、本当に。妖精界は…大丈夫か?」
「はい…妖精界でも、人間を好きになってここで暮らしてる方もいますから。それに…ヒーローと離れたくない…」
「ヒロイン…」

ヒーローは、裸のヒロインを抱き締める。

「…俺は盗賊をやめ、違う職につく。…お前と共に…ヒロイン、愛してる」
「ヒーロー…私も…」

甘いキスを繰り返す2人の影は、そのまま泉の前で前に倒れ、重なり合っていったー。


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