「なんですか先輩、うざったいですね」



「だって、だって!私さっきまであの根っこくさい部屋でずーっとハゲと二人っきりだったんだよ!!癒しとくれー!」



「(本当に根っこくさい…)だからって夜中になんですか。大体ここは男子寮ですよ」



「だって、談話室にレギュラスいなかったからベッドまで来たんだよー!」



「(何時だと思ってるんでしょうかね、)そういえば、魔法薬学また追試だそうですね。進級する気あるんですか、先輩?」



「それを免れるためのお勉強だったのー!あと、1週間もあるんだよ!!毎日!もうやってらんないよー!!」



「そうですか、だったら」









留年してくださいよ、僕のために


馬鹿野郎!可愛いんだよ!!と顔を真っ赤にして、勢いよく部屋を出てった先輩…の方が可愛いですよ。




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